小田急カードはPASMOオートチャージが設定できる数少ないクレジットカード。改札を通るだけで自動チャージされるPASMOオートチャージ機能は、学生から忙しい社会人まで非常に人気があります。
チャージの手間がなくなるだけでなく、定期券購入や小田急線の乗車でもポイント還元が受けられるため、小田急線を利用している方には見逃せない一枚です。
「残高不足で改札が通れない」
「毎回券売機に並ぶのが面倒」
このような日々の小さなストレスも、この1枚で解決できます。
本記事では、小田急カードのPASMOオートチャージ機能の仕組みから設定方法、ポイントの貯め方・使い方、注意点までをわかりやすく解説。小田急沿線をよく使うあなたに、最適な活用法をご紹介します。
PASMOオートチャージとは?
PASMOオートチャージとは、PASMO残高が一定額以下になった際に、あらかじめ設定しておいた金額がクレジットカード経由で自動的にチャージされる機能です。
改札を通るだけでチャージが完了するため、券売機に並ぶ手間や残高不足による乗り遅れを防げます。
小田急カードなど、鉄道系クレジットカード限定のサービスで、日常的にPASMOを使う通勤・通学者には特に便利な機能です。
PASMOオートチャージは鉄道系クレカの特権
PASMOオートチャージ機能は、すべてのクレジットカードで利用できるわけではなく、このサービスを使えるのは、PASMOの提携を受けた一部の鉄道系クレジットカードのみ。
小田急カード(OPクレジット)もその対象であり、小田急線ユーザーにとっては特に相性が良い1枚です。
以下のとおり対象のカードは限られています。沿線ユーザーではなくても作れますが、沿線で受けられる優待やサービスがあるため、よく使う路線のクレジットカードを選びましょう。
- 小田急OPクレジットカード
- 東急カード(TOKYU CARD)
- 京王パスポートVISAカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- Tokyo Metro To Me CARD
- 横浜交通hama-eco card
- 東武カード
これらのカードをPASMOと連携することで、改札での残高不足を自動で補填できるPASMOオートチャージが有効になります。
なお、楽天カードや一般の銀行系カードなど、非鉄道系のクレカではこの機能は使えません。
オートチャージを使いたいなら、対応カードを選ぶのが前提となります。
1,000円単位で10,000円まで設定可能
PASMOオートチャージの金額設定は、ユーザー自身で自由にカスタマイズできます。
あらかじめ設定しておくことで、改札を通過したタイミングで自動的にチャージされます。
設定できる範囲は以下のとおりです。
設定項目 | 範囲 |
---|---|
チャージ判定残高 | 1,000円〜5,000円まで(1,000円単位) |
チャージ金額 | 1,000円〜10,000円まで(1,000円単位) |
例えば「残高が2,000円以下になったら3,000円をチャージする」といった設定が可能です。自分の利用頻度や定期券の区間外の運賃に合わせて、無理のない金額に設定できるのはポイント。
また、1日あたり最大10,000円、月間最大50,000円までという利用上限があるため、使いすぎの心配もありません。
改札の通過によってオートチャージされる
PASMOオートチャージは、改札を通過したときにのみ作動する機能です。つまり、改札機を通らない状況ではチャージは行われません。
- コンビニなどでPASMOを使ったとき
- バスの乗車時(バスは対象外)
- 自動販売機での支払い
- 定期券区間と区間外を組み合わせた利用
とくに、定期券区間と区間外を組み合わせた利用で出場する場合、オートチャージが作動しないケースもあります。
例えば、「定期区間内で乗車→区間外へ出場」した場合は、定期区間内での改札入場では残高がチェックされないため、チャージが発生しないことがあります。
小田急カードでPASMOオートチャージをおすすめする理由
PASMOのオートチャージ機能を使うなら、相性の良い「小田急カード(OPクレジット)」の利用が断然おすすめ。
なぜなら、小田急線の定期券やロマンスカーの利用に加え、乗車・買い物でもポイントが貯まりやすく、PASMO機能とクレカ機能の一体化による利便性も高いからです。
ここでは、小田急カードならではの利便性や特典を5つの観点からご紹介します。
券売機にもう並ばない
PASMOの残高が減るたびに券売機でチャージするのは、毎日の移動では大きなストレスです。
特に朝の通勤・通学時に長蛇の列に並ぶのは時間のロスにもなります。
しかし、小田急カードでPASMOオートチャージを設定すれば、改札通過時に自動でチャージが完了。わざわざ券売機やチャージ機に立ち寄る必要がなくなります。
- 通勤・通学でPASMOを毎日使う人
- 忘れっぽくて残高切れに気付きにくい人
- 駅での無駄な待ち時間を減らしたい人
「いつの間にか残高ゼロ」から解放され、毎日の移動がスムーズになります。
オートチャージでポイントが貯まる
オートチャージの魅力は「便利さ」だけではありません。自動チャージの金額も、クレジットカードの利用としてポイント還元の対象になります。小田急カード(OPクレジット)の場合、オートチャージによるクレジット決済で200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
たとえば、毎月8,000円の交通費をオートチャージで支払えば、年間で約480ポイントが自動的に付与されます。
- PASMOへのチャージ
- 小田急百貨店や駅ナカ施設での買い物に充当
- 商品券や景品との交換
「移動だけでポイントが貯まる」のは、小田急カード×PASMOならではのメリットです。
モバイルPASMOにも対応
小田急カードはモバイルPASMOへのオートチャージ設定が可能です。モバイルPASMOなら必要な時にいつでもチャージできるのが魅力。追加で手元でいつでもチャージできるうえ、ポイント獲得が可能になるのはうれしいポイントです。
AndroidとiPhoneどちらにも対応しているため、端末を選ばずに使えるのも注目。モバイルPASMOに抵抗感のある方はオートチャージ機能付きのPASMOにすれば問題ありません。
モバイルPASMOはスマホの電源が切れている状態でも使えますが、バッテリーに電力が完全に残っていない場合には使うことができません。そうした不安もある方にとって、オートチャージ機能付きPASMOは魅力的な選択肢といえるでしょう。
通勤通学・お買い物も1枚にまとまる
小田急カードは、PASMOの機能とクレジットカード機能が1枚にまとまった一体型カードを選ぶことが可能です。これにより、通勤通学の改札通過から駅ナカでの買い物まで、すべての支払いを1枚で完結できます。
カードを1枚にまとまることで、財布の中のカードが減るほか、紛失時の対応もしやすいのが魅力です。さらに、オートチャージと定期券の両方を同じカードで利用すれば、ポイントの獲得効率もアップ。
たとえば「定期券区間外の乗車 → オートチャージ発動 → ポイント付与」というように、自動でおトクが積み重なっていきます。
券売機でクレジットカードによるチャージが可能
PASMOへのチャージは通常、現金で行うことが多いですが、小田急カードを使えば駅構内の券売機でクレジットチャージが可能です。現金を持ち合わせていないときや急なチャージが必要なときでもスムーズにチャージができるのは魅力。さらに、クレジットカードでのチャージでも、通常通り0.5%のポイント還元が発生します。

私の場合、モバイルパスもは充電切れなどのリスクが怖いので、一体型カードを利用しています。使い勝手については改札を通過したり、券売機でチャージする必要のないモバイルPASMOの方が上ですね。
小田急カード一覧
小田急カードは、種類を問わずPASMOオートチャージへの対応が可能ですが、それぞれ年会費や付帯保険、ポイント還元の違いがあります。日常の交通費だけでなく、旅行や買い物など、ライフスタイルに合ったカードを選ぶのがポイントです。
カード名 | 年会費(税込) | 旅行保険 | ポイント還元 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|
OPクレジット(一般) | 550円 ※年1回利用で無料 | 国内外なし | 0.5%〜 | PASMO一体型あり/コスパ重視に最適 |
OPクレジット ゴールド | 11,000円 年200万利用で翌年無料 | 国内・海外付帯 | 0.5%〜(優遇あり) | 空港ラウンジ、長期保証/出張が多い方におすすめ |
JALカード OPクレジット | 2,200円 初年度無料 | 海外付帯(普通)〜充実(ゴールド) | JALマイル+OPポイント | 飛行機利用が多い人に◎/JAL派向け |
JAL CLUB EST | 7,700円*1 初年度無料、20代限定 | 海外付帯(普通程度) | JALマイル+OPポイント | マイルと通勤を両立したい若年層向け |
*1カード年会費2,200円+JAL CLUB EST 年会費(税込)5,500円



「交通費でポイントを貯めたいだけ」ならOPクレジット一般が無難です。「旅行もカードで快適にしたい」なら、保険やラウンジ特典のある上位カードを選びましょう。
\あなたはどっちのカードを選ぶ?/
小田急線利用時に小田急カードを使うとこんなにお得に!
小田急カードを使うと、小田急線の利用だけで通常の2倍のポイント還元が受けられます。定期券や特急券、フリーパスの購入時にカード決済をするだけで、100円につき1ポイントが付与されるため、通勤・通学利用でも自然とポイントが貯まります。
小田急線の利用で貯まるポイントと付与率は以下のとおりです。
小田急線各駅で定期券、特急券、フリーパス等を購入 | 100円につき1ポイント |
---|---|
モバイルPASMOまたはApple PayのPASMOで定期券を購入 | 100円につき1ポイント |
ロマンスカー@クラブのクレジット積立、e-Romancecar、EMotで特急券を購入 | 200円につき1ポイント |
モバイルPASMOまたはApple PayのPASMOで入金(チャージ) | 200円につき1ポイント |
PASMOオートチャージサービス | 200円につき1ポイント |
出典:小田急ポイントカード
特急券の購入は急いでいなければ小田急線の各駅で購入した方が還元率が高くておすすめなのがわかりますね。小田急線利用者にとっては、毎日の移動が確実におトクにつながるカードといえるでしょう。電車を使うだけで、ポイントもマイルも賢く貯まります
- 小田急線の定期券・特急券・フリーパスをカード決済すると、100円につき1ポイント付与(通常の2倍)
- モバイルPASMO/Apple PayのPASMOでの定期券購入でも、同様の高還元率が適用
- モバイルPASMOのチャージ・オートチャージでも、200円につき1ポイントが貯まる
- JALカード OPクレジットならマイルとの二重取りも可能(ショッピングマイル・プレミアム併用時)
- 日常の乗車+定期+チャージで自動的にポイントが貯まる設計
小田急カードのPASMOオートチャージ方法は2つ
小田急カードでは、PASMOにオートチャージ機能をつける方法と、モバイルPASMOに設定する方法の2つがあります。
どちらも改札通過時に自動でチャージされる仕組みですが、利用スタイルによって向き・不向きがあります。通勤・通学・日常の買い物など、あなたのライフスタイルに合った方法を選ぶことで、より快適で効率的な交通生活が実現します。



小田急カードにはPASMO一体型カードはありません。そのためPASMO本体またはモバイルPASMOのどちらかにオートチャージ機能をつけることになります。
オートチャージ機能付きPASMOがおすすめな人
以下のような人は、オートチャージ機能付きPASMOがおすすめです。
- スマホの電源切れや故障が心配な人
- モバイルPASMO非対応のスマートフォンを使っている人
また、コンビニやスーパーでのお買い物の際、万が一残高不足でも、PASMOカードなら駅の券売機で即時チャージできるのが特徴です。モバイルPASMOにはない「物理カードの強み」として、通信状況やアプリの不具合に左右されない点も安心なポイント。ライフスタイルに合わせて、カード型を選ぶメリットは十分にあるでしょう。
モバイルPASMOがおすすめな人
スマートフォンだけで完結させたい人には「モバイルPASMO」が圧倒的におすすめです。iPhoneならApple Pay、AndroidならモバイルPASMOアプリで利用可能で、アプリ上から簡単にオートチャージ設定ができるのが魅力。以下のような人は、モバイルPASMOを検討しましょう。
- 紛失時の手続きを簡潔にしたい人
- 財布を持ち歩かずに通勤・通学・お買い物を済ませたい人
- チャージ状況をリアルタイムで確認したい人
さらに、小田急カードをオートチャージ用カードとして登録すれば、スマホで改札を通るだけで自動チャージ&ポイント付与。通勤時のストレス軽減はもちろん、ポイントの取りこぼしも防げます。日々スマホを活用している方には、こちらの方法がスマートでおすすめです。
年1回の利用で翌年年会費無料!低コストでオートチャージが可能な小田急カードはこちら
VISA・Mastercard・JCBから選べるクレジット機能付きのカードで、もっとも利用者が多いスタンダードタイプ。PASMOオートチャージやETCカード、家族カードの発行にも対応しており、小田急ポイントを効率的に貯められ流のがメリット。初年度年会費無料、次年度以降も条件により無料で維持可能なのも注目です。


年会費 | 550円(税込) 初年度無料・2年目以降年1回の利用で無料 |
還元率 | 0.5%〜12.0% |
発行スピード | 約2週間 |
海外・国内付帯保険 | 国内:なし 海外:なし |
小田急カード(OPクレジット)一般のメリット
- 年会費無料で気軽に使える
- PASMOオートチャージに対応
- 小田急ポイント加盟店で最大12%還元
- 小田急ONEとの連携でポイントの二重取りも可能
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小田急カードで小田急線はもっとお得に快適に
小田急線を日常的に利用している方なら、小田急カードを使うだけで移動がお得になるだけでなく通勤・通学がぐっと快適になります。
とくに、PASMOや定期券との連携で乗車回数による還元制度や、特急券の優遇、日々の支払いでのポイント加算など、小田急ユーザーに特化した特典が充実。
ここからは、小田急線を利用することでどんなメリットがあるのかについて解説していきます。電車に乗るだけで自然とポイントが貯まるこの仕組みを、使わない手はありません。
小田急ONE×PASMOで乗車ポイント最大12%


出典:小田急ポイントカード
小田急ONEとPASMOを連携させることで、乗車回数に応じて最大12%のポイント還元が受けられる制度があります。通勤や通学で小田急線を頻繁に使う人ほどお得になる仕組みで、1ヶ月の乗車回数に応じて還元率が段階的にアップします。
- 2〜6回の乗車:運賃の0.5%
- 7〜11回の乗車:運賃の4%
- 12〜25回の乗車:運賃の8%
- 26回以上の乗車:運賃の12%
小田急ONE IDに登録したPASMOで小田急線に乗車するだけで還元対象になります。日々の乗車でポイントをしっかり貯めたい方には、ぜひ活用してほしいサービスです。
ロマンスカーの特急券も簡単購入&ポイント還元
小田急カードを使えば、ロマンスカーの特急券も手軽に購入でき、さらにポイント還元も適用されます。駅窓口に並ばず、スマホやパソコンから「e-Romancecar」や「EMot」アプリを利用して予約・購入が可能です。
ただし、クレジット積立やe-Romancecarを経由した場合、通常の乗車ポイント付与とは別扱いになるため注意が必要です。
それぞれ購入方法の違いによるポイント還元率は以下のとおりです。
- e-Romancecar・EMot経由:200円ごとに1ポイント(0.5%)
- 駅の券売機:100円ごとに1ポイント(1.0%)



駅の券売機の方がポイント還元率は高いですが、通勤時間帯のロマンスカーはすぐに満員になるので、アプリから事前に購入しておくのがおすすめです。
また小田急電鉄ではe-Romancecarとは別にロマンスカー@クラブという無料の会員制度があります。ロマンスカー@クラブでは座席予約や購入履歴の確認などもスムーズに行えるほか、割引やポイント還元率UPなどの特典が用意されています。特急券を頻繁に使う方ほど、メリットが大きくなるので頻繁に使う人におすすめです。
具体的には、前月の特急券購入金額に応じて当月のポイント還元率が決まります。
前月利用実績 | 当月還元率 |
---|---|
3,000円未満 | 1% |
3,000〜10,000円未満 | 3% |
10,000円以上 | 5% |
定期券購入でもポイントが貯まる
定期券を購入する際も、小田急カードを使えば100円につき1ポイントの高還元を受けることができます。
対象は、小田急線の駅で購入する紙の定期券だけでなく、モバイルPASMOやApple Payの定期券購入も含まれるため、スマホ利用者にも対応しています。
- 小田急線の駅での定期券を購入
- モバイルPASMOやApple Payで小田急線区間の定期を購入
毎月高額になりがちな定期代だからこそ、クレジットカード払いでポイントを最大限回収することが重要です。
小田急カードでオートチャージを設定する方法
PASMOのオートチャージを利用するには、小田急カードとPASMOを連携し、専用端末やWeb手続きで設定を行う必要があります。
オートチャージ機能付きPASMOとモバイルPASMOへのオートチャージでは設定方法が少し異なります。下記の手順を参考に、自分のカード・PASMOのタイプに合った設定を行いましょう。
オートチャージ機能付きPASMOの場合
小田急カード(OPクレジット)でPASMOオートチャージを利用するには、事前の申し込みが必要です。スマホではなくICカード本体にオートチャージ機能を付けたい方は、以下の手順で進めましょう。
公式サイトからダウンロード、または小田急線各駅で配布されている申込書に必要事項を記入し、郵送します。
審査完了後、「オートチャージ受付完了」のハガキが届きます。
ハガキとPASMOを小田急線の駅窓口へ持参。設定後、オートチャージが有効化されます。
PASMOオートチャージに申し込む際の注意事項は以下のとおりです。
- PASMOと小田急カードの名義が同一である必要があります。
- 未記名・小児用・介護用PASMOは対象外です。
- 小田急カードで設定できるPASMOオートチャージは1枚まで。
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モバイルPASMOへの設定方法
スマホでPASMOを使いたい方には、「モバイルPASMO」でのオートチャージ設定が便利です。小田急カードをはじめとする交通系クレジットカードを使えば、改札を通過するだけで自動チャージが可能になります。
Googleウォレットだけでは設定不可。必ずモバイルPASMOアプリが必要です。
「定期券購入・PASMO管理」→「オートチャージ設定」をタップ。利用規約に同意し、対応クレジットカード情報を入力。
約3週間後、設定完了のメールが届きます。
メールのリンクから再度アプリにアクセスし、設定を確定。
- オートチャージには、名義一致したクレジットカードが必要。
- 有効期限は登録カードと同一。
- 小田急カードで設定できるPASMOオートチャージは1枚まで。
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PASMOオートチャージを利用する際の注意点
PASMOオートチャージは便利でお得な機能ですが、利用前にいくつかの制限や注意点を知っておくことが大切です。
とくに「定期券の範囲内ではポイントがつかない」「オートチャージには上限がある」「子ども用PASMOには対応していない」など、見落としがちな制約もあります。
事前にこれらを把握しておくことで、安心してオートチャージ機能を活用できます。
定期圏内の利用は乗車ポイント対象外
小田急カードとPASMOを連携すると、乗車回数に応じて「おでかけポイント」が貯まる制度がありますが、定期券の区間内での乗車はポイント付与の対象外です。
これは「実際に運賃を支払っていない」ためと見なされるからであり、オートチャージ機能とは関係ありません。
- 自宅〜新宿までの定期を購入 → この区間での乗車はポイント対象外
- 新宿からさらに都心へPASMOで乗車 → この区間のみポイント対象
つまり、定期区間外の利用分だけがポイント加算対象となるため、ポイント目的での乗車は過剰に期待しないように注意が必要です。
定期券を利用している方でも、週末の外出や乗り越しなどはしっかりポイント対象になるので、そこを狙って活用しましょう。
オートチャージには月毎・日毎の限度額がある
PASMOオートチャージには、1日・1ヶ月あたりの利用上限額が設定されています。これを超えると、自動チャージが作動しなくなるため注意が必要です。
具体的な限度額は以下のとおりです。
- 1日あたりのチャージ上限額:10,000円
- 1ヶ月あたりのチャージ上限額:50,000円



制限されるのはオートチャージ機能のみで通常の券売機やモバイルPASMO経由のチャージは可能ですよ
18歳未満のお子様のPASMOには設定できない
小田急カードのPASMOオートチャージは成人向けの機能として設計されており、18歳未満の子ども用PASMOには対応していません。また、保護者のクレジットカードを紐づけて代理設定することも不可となっています。
- 小児用PASMO
- 通学定期を設定した中高生のPASMO
対策としては、小田急沿線でも多く展開されている「東急カードのジュニアPASMOオートチャージ」を検討するのがおすすめです。
東急カードでは、小児向けのPASMOに対して保護者のカードを使ったジュニアオートチャージ機能が用意されています。小田急エリアでは、東急線との乗り入れを利用する家庭も多いため、補完的に他社カードを検討するのも選択肢のひとつです。
お子様の通学や習い事でPASMOを使う場合は、通常のチャージか東急系サービスの併用を検討しましょう。東急カードについては、以下の記事を参考にしてくださいね。


小田急カードでポイントを貯めるコツと使い方
小田急カード(OPクレジット)では、日常利用やPASMOとの連携によって効率よくポイントを貯めることが可能です。
とくに、PASMOオートチャージ・定期券購入・モバイルPASMOのチャージなど、小田急線ユーザーに特化したシーンでポイント還元率が高く設定されているのが特徴。
ここからは、実際にどのようにポイントを貯めるか、また貯めたポイントをお得に活用する方法を紹介します。
小田急カードで効率よくポイントを貯める方法
小田急カードの最大の強みは、小田急線やPASMOとの連携によって、日常の移動や買い物で自動的にポイントが貯まることです。
- PASMOオートチャージを設定する
- 定期券購入を小田急カードで決済する
- 小田急線各駅での特急券・フリーパスを購入する
- 小田急百貨店、Odakyu OXなどの加盟店での買い物も対象
さらに「小田急ONE」へ登録しPASMOを紐づけることで、乗車回数に応じたおでかけポイント(最大12%)も上乗せされます。クレジット払いができる場面では極力小田急カードを利用し、公共交通機関を使うだけで自然にポイントが貯まる仕組みを作るのが、最も効率的です。
貯めたポイントのおすすめ利用方法
貯まった小田急ポイント(OPポイント)は、様々な使い方ができます。なかでも交通系ユーザーにおすすめなのがPASMOへのポイントチャージです。PASMOチャージは「現金と同じように使える」ため、通勤・通学の交通費削減に直結しますよ。
- PASMOへのチャージ(10ポイント単位)
- 小田急百貨店やOdakyu OX、ロマンスカーカフェなどの加盟店で1ポイント=1円として利用
- 特急券・定期券の購入時の割引に充当
- 提携先ポイント(JALマイルなど)への交換
小田急カードのポイント還元率やカードの種類については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。


よくある質問(FAQ)
PASMOオートチャージや小田急カードの利用について、よくある疑問をまとめました。設定の可否や家族利用、サービスの有効期限など、事前に確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。
- お子様のPASMOにオートチャージは設定できる?
-
18歳未満のPASMO(小児用・通学定期など)には、小田急カードでのオートチャージ設定はできません。お子様用にオートチャージを希望する場合は、東急カードの「ジュニアオートチャージ」など別のサービスを検討しましょう。
- 1枚の小田急カードで家族のPASMOにオートチャージを設定できる?
-
PASMOオートチャージは、カード名義人本人のPASMOに限り設定可能です。家族のPASMOに設定したい場合は、それぞれの名義で小田急カードを発行する必要があります。小田急カード1枚につき設定できるPASMOは1枚なので、家族全員のPASMOを管理することはできません。
- オートチャージサービスに有効期限はある?
-
小田急カードのPASMOオートチャージ機能の有効期限は、小田急カードの有効期限と同じです。名義変更や更新によって使えなくなるケースがあ流ので注意しましょう。
小田急カードで開催中のお得なキャンペーン情報
小田急カード(OPクレジット)では、期間限定でお得なキャンペーンが随時開催されています。とくに新規入会キャンペーンと既存会員向けキャンペーンに分けておくと、読者が自分に合った特典をすぐに把握できます。
小田急カードで開催中の新規入会キャンペーン
小田急カード(OPカード)では、新規入会&利用で500ポイントプレゼント中!小田急カードを手に入れるならこの機会をお見逃しなく!
実質年会費永年無料!1回のお買い物で翌年年会費免除
小田急線の乗車ポイントが最大12%貯まる
小田急百貨店のお買い物で最大12%のポイント還元
PASMOオートチャージが可能


新規入会特典:500ポイント
付与条件:クレジット機能付きの小田急カードの申し込み
入会期間:常時開催
\小田急線ユーザーなら小田急カード!/



定期券の購入やモバイルPASMOチャージもポイント還元にカウントされるため、日常使いで達成しやすいのが特長です。小田急沿線ユーザーにはメリットしかない1枚なのでまだ持っていない方はぜひ作ってみてくださいね。
まとめ:小田急カード×PASMOは通勤・通学に欠かせない1枚
小田急カードとPASMOを組み合わせることで、通勤・通学・買い物が1枚で完結し、オートチャージやポイント還元などの恩恵を日常的に受けられるようになります。
とくに小田急沿線に住んでいる・通う方にとっては、交通費・買い物・特急券購入など、あらゆる場面でポイントが貯まる実用性の高いカードです。
- オートチャージ機能で券売機に並ぶ必要なし
- 小田急線利用でポイント2倍(特急券・定期券購入含む)
- 乗車回数に応じて最大12%の乗車ポイントが貯まる
- モバイルPASMOとの連携も可能
- PASMOチャージにもポイントを利用できる
- 新規入会キャンペーンで最大5,000ポイント獲得可
小田急線を日常的に利用している方は、一体型カードを選ぶだけで移動もお金の管理もスマートに。今ならお得な入会キャンペーンも実施中なので、この機会にぜひチェックしてみてください。
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