クレジットカードは利便性やポイント還元率だけが魅力ではありません。何かあったときに助かる付帯保険は、クレジットカードを持つうえで注目しておきたいポイントです。
しかし、クレジットカードごとにさまざまな付帯保険があるため、選ぶのが大変なのも事実。日本には1,400種類以上のクレジットカードが流通しており、その中から自分にぴったりなクレジットカードを選ぶのは至難の業です。
そこで本記事では、付帯保険の充実度の観点から、おすすめのクレジットカードをご紹介していきます。旅行が多い方、スポーツをしている方、万が一に備えて手厚い補償のクレジットカードを探している方は、ぜひ本記事であなたにぴったりなクレジットカードを見つけてください
クレジットカードの付帯保険の種類とは?
まずはじめに、クレジットカードの付帯保険についてご紹介していきます。付帯保険の充実度でクレジットカードを選ぶ際には、あなたのニーズを満たしているかどうかは、確認しましょう。
クレジットカードの付帯保険:①旅行傷害保険
クレジットカードの付帯保険で最も主流といえるのが、旅行傷害保険です。旅行傷害保険には、国内と海外の2種類があります。
国内傷害旅行保険では、国内旅行における飛行機や電車、ツアーバスなどの交通機関での事故や怪我、また宿泊先の火災での怪我を補償するもの。
補償対象となるなは、主に以下の3パターンです。
- 公共交通機関での事故による怪我
- 宿泊先の火災による怪我
- 旅行ツアー参加中の怪我
また、海外旅行保険は、海外渡航先での事故や怪我、携行品の盗難を補償する保険。主な補償内容には以下の6つが挙げられます。
- 死亡・後遺障害
- 治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用等
- 航空機遅延
なお、それぞれの補償金額や保険適用の条件は、クレジットカードによって異なるので、クレジットカードを選ぶ際に確認するようにしてください。後ほど、旅行付帯が充実しているクレジットカードをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
クレジットカードの付帯保険:②ショッピング保険
ショッピング保険とは、クレジットカードを利用して購入した商品に、万が一偶然の事故で破損や紛失が起きた際に補償してくれる保険。
あまり知っている方が少ないショッピング保険ですが、知っていれば、高額なお買い物もしやすくなります。具体的には、以下のような場合に補償が受けられるので、活用していきましょう。
- 商品が故障した場合
- 置き引きやスリ被害にあった場合
- 商品を破損させた場合
- 渡したプレゼントが破損した場合
など
なお適用されるには、いくつか条件がありますので、ショッピング保険の上限金額と合わせて確認しておきましょう。具体的な条件の例は以下のとおりです。
クレジットカードの保険がどのような条件で利用できるかは、しっかりと確認しておきましょう。
- 商品購入後90日間以内に起きたトラブル
- 補償金額は年間100万円まで
など
クレジットカードの付帯保険:③カード紛失・盗難保険
とくに海外旅行などの際に不安なのが、クレジットカードの紛失や盗難ではないでしょうか?
クレジットカードを万が一紛失・盗難されてしまった場合、一般的に60日までさかのぼり、その間に行われた不正利用について補償がされます。
つまり、60日間に行われた不正利用に対しては、支払いが不要となるということです。しかし、契約者以外が盗難に遭った場合や、裏面に署名がされていない場合には、補償を受けられないので、注意が必要です。
当然ですが、慣れない土地でクレジットカードを利用する際は十分に注意が必要です。海外でクレジットカードを利用する際は、必ず面前決済が必須。何があってもクレジットカードが自分の目の届かない場所へ持って行かれないようにしましょう。
また、海外で紛失した場合、現地で緊急再発行クレジットカードを受け取れたり、24時間窓口を設けていたりするクレジットカード会社も存在します。海外でのトラブル時に、どんなサポートが受けられるかは、事前によく理解しておきましょう。
クレジットカードの付帯保険:④そのほかの保険
クレジットカード会社によって付帯保険の種類はさまざまです。
すでにご紹介した旅行保険やショッピング保険は代表的なもので他にも以下のような保険があります。
- スマートフォン保険
- 不正利用補償
- ゴルファー保険
- 動産総合保険
- 弁護士保険
特に、三井住友カード(NL)はこれらの保険から好きなものを1つ選ぶことができるのでおすすめ。また、年間100万円のご利用でゴールド会員が永年無料になり、2種類の保険を選ぶことができるようになります。ゴールドカードになれば、旅行傷害保険の限度額も上がりますよ。
保険が充実したクレジットカードはサブカードにもおすすめ
付帯保険が充実したクレジットカードは、メインカードよりもサブカードにおすすめです。無理してポイントも付帯保険もどちらも納得いくものを探そうとする必要はありません。
メインカードはポイント重視、サブカードは保険重視で選ぶと、それぞれのクレジットカードの強みを最大限活かすことができます。
クレジットカードの強みはそれぞれなので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。
クレジットカードの選び方に迷ったら、以下の記事を参考にしてみてください。あなたにぴったりなクレジットカードが見つかるはずですよ。
付帯保険で選ぶクレジットカードのポイント
ここからは、付帯保険の充実度でクレジットカードを選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
クレジットカード選びには常に悩みがつきものですが、ここで紹介するポイントを参考に、あなたにおすすめなクレジットカードを見つけてくださいね。
年会費の有無
付帯保険でクレジットカードを選ぶなら、年会費が無料のクレジットカードがおすすめです。
中でもおすすめしたいのが、年会費無料のクレジットカードのうち、ランクアップが狙えるクレジットカード。一般カードが年会費無料でも、年間利用額に応じてゴールドカードを年会費無料で持てる場合があります。
ゴールドカードになれば、その分付帯保険もさらに充実します。そのため、ゴールドカードになった時にどのような付帯保険があるのがも確認しておきたいポイントです。
補償金額
補償金額は万が一に備えて多いに越したことはありません。年会費が無料または同じ金額だとしても、保険の手厚さはさまざまです。また、補償金額は最高金額だけでなく、どのような場合にいくらの補償があるのかを確認しておきましょう。
さらに、いざという時にスムーズに補償を受けられるように、条件や申請の手順は事前に把握しておくことも重要です。付帯保険の使い方については後ほど詳しく解説していますので、参考にしてください。
利用付帯か自動付帯か
付帯保険には、利用付帯と自動付帯の2種類のタイプがあります。利用付帯とは旅行の代金の全部または一部をクレジットカードで支払うことで、保険が適用されるもの。
一方で自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで保険が適用されることをいいます。
おすすめなのはもちろん自動付帯のクレジットカードです。しかし、年会費無料で付帯保険が自動付帯のクレジットカードは調べたところ、学生専用のライフカードのみでした。
法人カードや外商カードなどであれば見つかりますが、法人カードを手にするは条件も厳しく、一般人が持てるものではありませんす。自動付帯で有名だったエポスカードも現在は利用付帯になっています。
自動付帯のクレジットカードを探すよりも、保険が充実した利用付帯のクレジットカードを探す方がいいでしょう。
保険の種類
付帯保険の種類はすでにご紹介したとおりさまざまあります。海外旅行に行く方や、スポーツをする方、仕事でゴルフをする方など、趣味や仕事に合わせて保険が充実しているクレジットカードを選びましょう。
また、クレジットカードによっては、好きな保険を選ぶことが可能。あなたのライフスタイルに合わせた保険を選べるので、旅行やショッピングをあまりしないという方は、保険を選べるクレジットカードを選ぶのがおすすめですよ。
付帯保険が充実しているクレジットカード6選
それではここからは、付帯保険が充実しているおすすめのクレジットカードについてご紹介していきます。
サブカードとしてもおすすめできるので、ぜひ参考にしてください。
三井住友カード(NL)
国際ブランド | 付帯条件 |
---|---|
Visa/Mastercard | 利用付帯 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
---|---|
国内旅行傷害保険 | ゴールド以上が対象 |
携行品損害補償 | 最大3万円 |
ゴルファー保険 | 最大20万円 |
弁護士保険 | 最大10万円 |
スマホ安心保険 | 最大3万円(免責1万円) |
個人賠償責任保険 | 最大20万円 |
入院保険 | 1,000円×入院日数* |
- 7種類から保険が選べる
- 年間100万円の利用でゴールド永年無料
- コンビニでタッチ決済で最大10%還元
三井住友カード(NL)は、表面のカード番号や裏面の署名が一切ないナンバーレスタイプのクレジットカード。万が一紛失した際にも使われる可能性が低いため安心感があります。
また、セブンイレブンやドトールなどでタッチ決済を利用すると最大10%の還元率になるのがポイント。日々の利用がお得になる一枚といえます。
付帯保険の面では、今回ご紹介した中でもかなり充実しているクレジットカードです。特に、三井住友カード(NL)は付帯保険を選べるのが特徴。上記にてご紹介した、保険の中から、好きな保険を選ぶことができ、必要であれば切り替えることもできます。
目的に応じて保険が切り替えられるのは、三井住友カードの強みです。
また、年間100万円以上の利用でゴールドカードを永年無料で手にすることができるのも魅力。三井住友カード ゴールド(NL)の場合、保険を2つ選択することが可能です。
エポスカード
国際ブランド | 付帯条件 |
---|---|
Visa | 利用付帯 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 |
---|---|
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
動産総合保険*1 | 年間50万円 |
自転車保険*2 | 最大3億円 |
ペット保険*3 | アニコム損保 |
ゴルフ保険*4 | 1億円〜3億円 |
スマホ保険保険*5 | 5万円〜20万円 |
1日保険*6 | 無制限 |
- 追加料金お支払いで保険を増やせる
- ゴールド会員までの道のりがアプリで見れる
- カラオケ、温泉、レジャー施設での特別優待が充実
エポスカードは、マルイやモディでの利用にくわえ、カラオケや温泉施設、遊園地などでお得な割引や優待が受けられるクレジットカード。マルイグループのみならず、全国10,000店舗以上の施設やお店で特別な優待が受けられるのが魅力。
また、年会費無料ながら、海外旅行傷害保険が最高3,000万円まで付帯しているのは注目です。エポスカードの利用付帯は、パッケージツアーの支払いや、航空券、空港までの電車賃や海外での電車・バスの利用が対象になります。一方で、個人で予約した宿泊料金や空港までのガソリン代、高速道路代などは含まれません。
エポスカードはご利用実績に応じてゴールドカードのインビテーションが届くカードです。ゴールドカードまでの道のりの目安は、アプリ内で確認できるのもポイント。ゴールド会員になるハードルも高くなく、普段使いしているだけでチャンスがありますよ。
また、ゴールドカードの特典は以下のとおりです。
- 選べるポイントアップでよく使うお店3店舗がポイント最大3倍になる
- ポイント還元率1%にアップ
- 家族を年会費無料でゴールドに招待できる
- 空港ラウンジの利用が無料
- 海外旅行傷害保険最大5,000万円まで補償
- 年間利用額に応じて最大10,000ポイントが毎年もらえる
学生専用ライフカード
国際ブランド | 付帯条件 |
---|---|
Visa/Mastercard/JCB | 自動付帯 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
---|---|
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
カード会員補償制度 | カードの不正利用防止(60日間) |
シートベルト傷害保険 | 最高200万円 |
動産総合保険 | 年間300万円 |
- 18歳以上25歳未満の方限定の収入がなくても作れるクレジットカード
- 学生限定の特典が満載!特に海外での利用で3%のキャッシュバック
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
学生専用ライフカードは、アイフルの子会社である株式会社ライフカードが発行する、信販系のクレジットカード。
年会費無料で保険が自動付帯なのは、今回調べた中ではこの1枚のみでした。また、海外での使用で3%のキャッシュバックが受けられるのもポイント。
まさに、留学やバックパック、卒業旅行などで海外へ行く学生にとって、自動付帯の学生専用ライフカードはぴったりなクレジットカードといえます。
アメリカンエキスプレス プラチナカード
国際ブランド | 付帯条件 |
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AMEX | 自動付帯 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
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国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
ショッピング安心保険 | 年間300万円 |
スマートフォン補償 | 最高15万円 |
個人賠償責任保険 | 最高1億円 |
家電製品補償 | 年間50万円 |
返品補償 | 年間15万円 |
ゴルフ保険 | 最高1,000万円 |
- 送迎や空港ラウンジの利用、専用コンシェルジュの利用など、国内・海外旅行で充実のサービス!
- JALマイルが貯まる!(1,000円につき10マイル)
- 海外旅行傷害保険が最高1億円!家族会員も最高1,000万円まで補償
アメリカンエキスプレス プラチナカードは、ハイクラスなクレジットカード求めている方におすすめ。
プラチナカードの代名詞ともいえる24時間365日対応のコンシェルジュデスクでは、カードサービスについてはもちろん、旅行やレストランの手配など、各種ご予約の手配が可能。
また、国内外問わず、大人気レストランのご利用で毎回20%、最大年間40,000円までのキャッシュバックが受けられます。
年会費は16,5000円とかなり高くなりますが、旅行先で何かった際には最高1億円まで補償されるのはさすがです。まさに、最高ランクの補償とサービスが揃った、最強のクレジットカードといえますね。
JCBカード S
国際ブランド | 付帯条件 |
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JCB | 利用付帯 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
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国内旅行傷害保険 | なし |
ショッピングカード保険 | 海外最高100万円 |
スマートフォン保険 | 年間3万円 |
賠償責任保険 | 最高2,000万円 |
トッピング保険 | 失病入院:240円/月〜 自転車プラン:140円/月〜 弁護士費用サポートプラン:330円/月〜 ゴルフプラン:410円/月〜 など |
- 国内外20万ヵ所で利用できる割引優待サービス「JCBカード S 優待 クラブオフ」
- パートナー店舗で最大20倍のポイントアップ
- 必要な時にトッピング保険で様々な保険を追加できる
JCBカード Sは、株式会社JCBが発行するクレジットカード。年会費が無料なだけでなく、家族カードやETCも無料で作れてしまう優れもの。
また、JCBカード S 優待 クラブオフでは、国内外20万箇所以上のお店で最大80%の優待を受けることが可能です。遊園地らレストラン、映画館などの割引情報は、会員ページで確認することができます。
また、スターバックスの利用でポイント20倍、セブンイレブンで3倍など、普段よく使うお店でのポイントアップも魅力。
追加で料金を払う必要はありますが、保険は必要なときに必要な分だけトッピングできて汎用性が高いのも、使いやすくていいですね。
楽天 プレミアムカード
国際ブランド | 付帯条件 |
---|---|
Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 自動付帯 |
\5,000円キャッシュバック中!/
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
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国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
動産保険 | 最高300万円 |
カード盗難保険 | 60日以前まで |
障害治療費用 | 最高300万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 |
賠償責任 | 最高3,000万円 |
携行品被害 | 50万円 |
- 世界145カ国にある1,500カ所以上の空港ラウンジを無料で使えるプライオリティパスの利用が可能!
- 楽天サービスの利用でポイント還元率アップ!
- 利用限度額が300万円と高い
楽天プレミアムカードは、利用限度額が300万円と高く、楽天の各種サービズの利用がお得なクレジットカード。
楽天市場でのお買い物で2%の高還元が基本ですが、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件を満たしていけば、最大15%のポイント還元となります。
また、楽天とは関係のないお店での利用でも1%の還元率を誇る、高還元率カードです。さらに嬉しいことに、プライオリティパスの申し込みが無料。世界148カ国、13,00以上の空港でもこれまでにない快適な時間を過ごすことができるでしょう。
楽天プレミアムカードでは、優待コースを選ぶことが可能。自分に合ったコースを選んで、これまで以上に快適なクレジットカードライフを送ることができます。
楽天市場コース
- 毎週火・木曜日のプレミアムカードデーに楽天市場での利用でポイント+1倍
トラベルコース
- 楽天トラベルのオンライン予約でカード決済をするとポイント+1倍
- 自宅から空港、空港から自宅まで手荷物を無料で宅配できるサービスが付帯
エンタメコース
- Rakuten TV・楽天ブックスでのプレミアムカード利用分が+1倍
付帯保険の使い方
付帯保険が充実したクレジットカードを持っていても、使えなくては意味がありません。実際に付帯保険の使い方を把握している方は少ないのではないでしょうか?
いざという時に備えて、付帯保険の使い方を理解しておくのは重要なポイント。
まず事前に準備しておきたいことは、付帯保険がカバーする補償対象です。何かトラブルがあった際に調べるのではなく、あらかじめどんなトラブルの内容の時に補償が使えるのかは確認しておきましょう。
例えば、三井住友カード(NL)の海外旅行傷害保険で障害治療費用の補償を受ける場合は、以下の条件があります。
- 旅行の代金の一部を対象のクレジットカードで決済
- 保証期間は事故の発生の日からその日を含めて180日以内に要した費用
- 補償期間は、1旅行につき最長3ヵ月
など
また、窓口の連絡先と対応時間、さらに海外デスクの有無も確認しておきましょう。万が一に備える保険ですので、24時間対応していて海外からも連絡ができるのが望ましいといえます。
クレジットカードの付帯保険を利用する際は、カード会社のデスクへ連絡してトラブルの状況を説明するだけ。また、連絡した際には、必要な書類とすべきことを聞くようにしましょう。
例えば、海外渡航先で治療が必要になった際の補償を受けるためには以下のような書類が必要になます。
- 医師の診断書
- 治療費の明細書・領収書
- 事故証明書
- 印鑑証明書
- 保険金請求書
- 日本出入国を証明する書類
- 旅行代金を対象のクレジットカードで決済した証明書
など
複数のクレジットカードを持っている場合はどうなる?
複数のクレジットカードを持っている場合、どのクレジットカードの保険が適用されるのでしょうか?
例えば、複数のクレジットカードを使用して旅行の決済をした場合や、自動付帯のクレジットカード持っている場合などについて解説していきます。
大前提として、クレジットカードを複数枚持っていて、補償が適用される条件をいずれも満たしている場合、クレジットカード会社や補償の種類によって異なります。
障害死亡や後遺障害、怪我で治療が必要になった場合などは、最も補償金額が高い保険金額を条件として、各保険から按分して支払われるケースが多いです。また、申請する保険会社はどのカードでも構いません。利用しやすいクレジットカード会社へ連絡しましょう。
携行品の盗難や紛失などの場合は、複数のクレジットカードの補償金額が合算された金額かつ、被害にあった携行品1点につき上限を10万円とするケースが一般的。保険金の支払いは、それぞれの保険会社が按分します。
実際の支払いについては、保険会社一社から支払われ、按分は保険会社同士でやりとりをするため、それぞれの保険会社へ書類を提出したり、連絡したりする必要はありません。
まとめ:付帯が充実したクレジットカードを選んで安心の日々を手に入れよう!
付帯保険が充実したクレジットカードは、サブカードとしてもとてもおすすめできるものばかり。保険の種類や補償金額はクレジットカードそれぞれなので、今回ご紹介した選び方のポイントを参考にしてあなたにぴったりなクレジットカードを見つけてくれたら嬉しいです。
三井住友カード(NL)は、学生でも作りやすく、またポイント還元率が高いのでおすすめ。また、保険も選べるので、都合に合わせて保険を切り替えることができるのも魅力です。
また、付帯保険でクレジットカードを選ぶなら、保険の使い方は必ず確認しておきましょう。保険適用の範囲や条件、また必要な書類を把握しておくことで、海外旅行も安心して楽しむことができます。
とはいえ、緊急事態に細かいことを確認する時間はありませんので、有事の際はまずはクレジットカード会社へ連絡し、状況を説明することが先決です。
本記事が、付帯保険が充実したクレジットカードをお探しの方のためになれば幸いです!
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