東急カードの申込みページに並ぶ個人向けのカードは、TOKYU CARD ClubQ JMB、PASMO一体型のClubQ JMB PASMO、ClubQ JMB ゴールドの3種類です。ほかに、35歳以下限定の「のるるんデザイン」と、JAL・ANAと組んだ提携カードがあります。
どれを選んでもTOKYU POINTは貯まりますが、PASMO定期券を1枚にまとめたいか、空港ラウンジなどの特典を使うか、マイルを優先するかで合う1枚が変わります。種類の違いと、質問に答えるだけで選べる方法をみていきましょう。
東急カードの種類一覧
| カード | 年会費(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
![]() TOKYU CARD ClubQ JMB | 初年度無料 2年目以降1,100円 | 基本の1枚 |
![]() TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 初年度無料 2年目以降1,100円 | PASMO一体型 |
![]() TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド | 6,600円 | 空港ラウンジ・保険が手厚い |
![]() のるるんデザイン | 5年間無料 | 35歳以下・乗車ポイント13% |
![]() JALカード TOKYU POINT ClubQ | 入会後1年無料 2,200円〜 | JALカード発行 |
![]() ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 初年度無料 2,200円 | 三井住友カード発行・PASMO一体型 |
ClubQ JMBの3種類は、東急カード株式会社が発行する本来の東急カードです。提携カードは発行会社が違い、年会費や旅行保険、キャンペーンの内容もClubQ JMBとは別物です。
法人向けのTOKYU CARD ビジネスゴールド(使用者1名につき年会費2,200円)は、法人格のある企業・団体だけが申し込め、個人事業主は対象外です。東急ホテルズのコンフォートメンバーズ機能が付いた東急カードもあり、東急ホテルズの会員制度とあわせて次の記事で解説しています。

東急カードの選び方
次の4つの質問に順に答えると、合う東急カードが1枚に絞れます。迷ったら、年会費が初年度無料で基本の還元率がそろうClubQ JMBが無難な選択です。
おすすめの東急カード5選
東急カードの主な選択肢は、次の5つです。
- TOKYU CARD ClubQ JMB
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
- のるるんデザイン(35歳以下限定)
- JAL・ANAの提携カード
それぞれ、どんな人に向くかをみていきましょう。
1. TOKYU CARD ClubQ JMB
TOKYU CARD ClubQ JMBは、東急カードの基本の1枚です。年会費は初年度無料、2年目以降は1,100円(税込)で、Web明細を登録すれば東急グループ以外の買い物でも1.0%のTOKYU POINTが貯まります。ポイントの加算率はゴールドと同じで、年会費を抑えてTOKYU POINTを貯めたい人の標準になるカードです。
- PASMOは今のものを使い続け、クレジットカードとは分けたい
- モバイルPASMOでオートチャージを使いたい
- 年会費をなるべく抑えたい
- 家族カードやETCカードも作りたい
PASMOは、手持ちの記名PASMOやモバイルPASMOを登録すれば、オートチャージ(1%)や東急線の定期券(3.5%)のポイントがPASMO一体型と同じように貯まります。スマホのモバイルPASMOで改札を通る人は、一体型よりこのカードのほうが使いやすいはずです。
たとえば、東急グループ以外で月3万円の買い物をし、東急線の定期券を年10万円分買う人なら、年間のTOKYU POINTは7,100ポイントになります(買い物 3万円×12か月×1%=3,600P、定期券 10万円×3.5%=3,500P)。Web明細を登録しないと買い物分は1,800Pに減るので、登録はカードが届いた日に済ませましょう。
家族カードは年会費330円(税込)、ETCカード(TOP ETCカード)は年会費が永年無料です。ブランドはVisaとMastercardから選べます。
出典:TOKYU CARD ClubQ JMB、TOP ETCカード
TOKYU CARD ClubQ JMBは、東急カードの基本の一枚。Web明細の登録でゴールドカードと同水準となり、東急グループでのお買い物が0.5%〜、東急グループ以外でのお買い物で1.0%のポイント還元を誇ります。また、東急線の乗車や定期券購入で最大3.5%、PASMOオートチャージで1.0%の高還元を受けられます。さらに、JMB機能が搭載されているため、貯めた東急ポイントをJALマイルへ交換可能。日常の買い物から旅行まで幅広く使える、沿線ユーザー必携のカードです。

| 年会費 | 初年度年会費無料 2年目以降 1,100円(税込) |
| 還元率 | 0.5%〜1.0%(Web明細の登録で1.0%) |
| 発行スピード | 審査後のメールから7日程度で発送 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) |
TOKYU CARD ClubQ JMB の特徴
- オートチャージや乗車でポイントが貯まる
- 東急百貨店ではTOKYU POINTが3%(食品・レストラン等は1.5%)
- PASMOオートチャージが可能
- Mastercardにはコンフォートメンバーズ機能付き
\年会費初年度無料!詳しくはこちらから/

2. TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは、クレジットカードとPASMOが1枚になった東急カードです。東急線のPASMO定期券を載せられるので、改札もクレジット払いも1枚で済みます。年会費(初年度無料・2年目以降1,100円)とポイントの貯まり方はClubQ JMBと同じです。
- プラスチックのPASMO定期券で東急線に通勤・通学している
- 財布に入れるカードを1枚減らしたい
- オートチャージで残高不足を気にせず改札を通りたい
PASMO一体型なら、定期券の購入(3.5%)、オートチャージ(1%)、東急線の乗車(3%)が1枚で貯まります。カードを改札にかざすだけで乗れて、残高が減れば自動でチャージされるので、券売機に並ぶことがなくなります。
ただし、今使っているPASMO定期券の情報を一体型に載せ替えることはできません。また、スマホのモバイルPASMOで乗っている人には一体型のメリットが少なく、ClubQ JMBのほうが合っています。
家族カード(330円)・ETCカード(年会費無料)の条件はClubQ JMBと同じです。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは、クレジットカード機能とポイント機能、PASMOが一体となった東急カードです。東急線の乗車で3%、東急線PASMO定期券の購入で3.5%のTOKYU POINTが貯まるほか、東急百貨店や東急ストアなど東急グループ各施設でも効率的にポイントが貯まります。さらに、JMB機能が搭載されているため、貯めた東急ポイントはJALマイルへ交換可能。日常の買い物から旅行まで幅広く使える、沿線ユーザー必携のカードです。
- 東急線の乗車ポイント【3.0%還元】
- 東急線PASMO定期券【3.5%還元】
- PASMOオートチャージ【1.0%還元】
- 東急バスのノッテチャージ【1.0%還元】

| 年会費 | 初年度無料 2年目以降 1,100円(税込) |
| 家族カード | 330円(税込) |
| 還元率 | 0.5%〜1.0% Web明細の登録で1.0% |
| 発行スピード | 審査後のメールから7日程度で発送 |
| 付帯保険 | 海外旅行保険 最高1,000万円(利用付帯) |
- PASMO定期券一体型で通学・通勤が便利
- 東急線PASMO定期券の購入で3.5%、東急線の乗車で3%のTOKYU POINT
- 東急百貨店ではTOKYU POINTが3%貯まる(食品・レストラン等は1.5%)
- Web明細に登録しないと還元率は0.5%
- 東急沿線外では特典が限定的
- 年会費がかかる
\東急カードの詳細はこちら/

3. TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは年会費6,600円(税込)です。ポイント還元率はWeb明細を登録したClubQ JMBと同じ1.0%なので、ポイントのためではなく、ゴールドだけの特典を使うかで選びます。ゴールドはWeb明細を登録しなくても1.0%です。
- 国内34空港とホノルルの空港ラウンジ
- 海外旅行保険の死亡・後遺障害が最高1億円
- ショッピングプロテクト(年間300万円まで)
- クレカつみたてのポイント上乗せ(+0.75%)
ClubQ JMBとの年会費の差は2年目以降で年5,500円(6,600円−1,100円)です。SBI証券のクレカつみたてで毎月5万円を積み立てるなら、上乗せ分だけで年4,500ポイント(5万円×0.75%×12か月)になり、差額の大半を取り戻せます。飛行機に乗る機会が多く空港ラウンジを使う人も、差を埋めやすくなります。
反対に、ラウンジもつみたても使わないなら、ポイントはClubQ JMBと同じなのでゴールドにする理由がありません。PASMO一体型のゴールドはないため、PASMOは別に持つことになります。家族カードは年会費1,100円(税込)です。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、東急沿線で暮らす方のためのゴールドカード。年会費6,600円(税込)で、ポイント還元率は一般カードと同じ1.0%(東急グループ外)、東急線PASMO定期券は最大3.5%、PASMOオートチャージは最大1.0%です。ゴールドだけの特典として、国内34空港とホノルルの空港ラウンジ(本会員無料)、最高1億円の海外旅行保険、年間300万円のショッピングプロテクトが付きます。

| 年会費 | 年会費 6,600円(税込) ※家族会員は1,100円(税込) |
| 還元率 | 1.0%(東急グループ外) |
| 発行スピード | 審査後のメールから7日程度で発送 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯):最大1億円 |
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの特徴
- エアポートラウンジの無料利用
- JALタッチ&ゴーサービス
- PASMOオートチャージ対応
- JMB(JAL マイレージバンク)機能付き
\東急カードの詳細はこちら/

4. のるるんデザイン(35歳以下限定)
のるるんデザインは、東急線キャラクター「のるるん」のデザインの東急カードで、35歳以下が申し込めます。5年間は年会費無料で、東急線の乗車ポイントに限定特典の10%が加わり、合計13%貯まります(定期券での乗車は対象外)。TOKYU POINTモールでの買い物も2倍になります(上限あり)。
公式の例では、渋谷〜二子玉川を往復(454円)すると1回で58ポイント、平日に毎日乗れば年13,920ポイントです。定期券を使わない区間で東急線に乗ることが多い学生や若い社会人なら、通常の東急カード(乗車3%)よりずっと早くポイントが貯まります。
- 35歳以下(36歳になっても有効期限まで使える)
- Webからの申込みだけ・10,000枚限定
- 家族カードは発行できない
- ClubQ JMBをすでに持っている人は申し込めない
デザインと限定特典はカードの有効期限までの5年間で、更新後は通常のClubQ JMB(年会費1,100円)になります。10,000枚に達すると受付が終わるので、条件に合うなら早めに申し込むのがおすすめです。
5. JAL・ANAの提携カード
JAL・ANAと組んだ提携カードは、マイルとTOKYU POINTの両方が貯まります。発行会社は東急カードではなく、JALカードと三井住友カードです。

【JAL・ANAの提携カードの違い】
| 項目 | JALカード TOKYU POINT ClubQ | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード |
|---|---|---|
| 発行会社 | JALカード | 三井住友カード |
| 年会費(税込) | 普通カード2,200円 (入会後1年無料) | 2,200円 (初年度無料) |
| 家族カード(税込) | 1,100円 | 1,100円 (初年度無料) |
| ブランド | Visa・Mastercard | Mastercard |
| PASMO一体型 | なし | あり |
| 貯まるもの | JALマイル・TOKYU POINT | カードのポイント(ANAマイルに移行可)・TOKYU POINT |
JALカード TOKYU POINT ClubQは、買い物でJALマイルが直接貯まるカードです。普通カードのほかに、年会費11,000円のCLUB-Aカードなど上位のカードもあります。東急カードのETCカード(TOP ETCカード)は対象外です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、PASMO一体型で、入会時と毎年の継続時にボーナスマイルがもらえます。ただし、PASMOオートチャージでTOKYU POINTは貯まりません。
東急カードの公式サイトは、TOKYU POINTを多く貯めたいならClubQ JMBをすすめています。提携カードは東急線の定期券やオートチャージのポイントが東急カードより低いため、JALやANAのマイルを一番に貯めたい人向けです。違いは次の章でまとめています。
東急カードと提携カードのTOKYU POINTの貯まり方の違い
電車・バスで貯まるTOKYU POINTは、東急カード(ClubQ JMB・ゴールド)と提携カードで次のように違います。
【電車・バスで貯まるTOKYU POINT】
| 項目 | 東急カード | 提携カード |
|---|---|---|
| 東急線の乗車 | 3% | 3% |
| 東急線PASMO定期券 | 3.5% | 0.5% |
| PASMOオートチャージ | 1% | 0.5%*1 |
| 東急バス ノッテチャージ | 1% | なし |
*1 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは対象外
※東急カードはTOKYU CARD ClubQ JMB・各種ゴールドカード。ランク4・5はTOKYU CARDの保有が条件
乗車ポイントの3%はどのカードでも同じですが、東急線の定期券を買う人は、東急カードなら3.5%、提携カードなら0.5%と大きく差がつきます。通勤定期を東急線で買っているなら、マイルより東急カードのTOKYU POINTを取るほうが得になりやすいです。

東急カードを選ぶときの注意点4つ
申し込む前に知っておきたい注意点は、次の4つです。
- Web明細を登録しないと東急グループ外は0.5%
- ゴールドは初年度から年会費6,600円
- PASMO一体型には今のPASMO定期券を載せ替えられない
- のるるんデザインは家族カードがなく、5年後は通常カードになる
1. Web明細を登録しないと東急グループ外は0.5%
ClubQ JMBとPASMO一体型は、ご利用代金Web明細サービスに登録すると東急グループ以外の買い物が1.0%、登録しないと0.5%になります。ゴールドはWeb明細の登録がなくても1.0%です。

Web明細の登録は、カードが届いたら最初に済ませておきましょう。

2. ゴールドは初年度から年会費6,600円
ClubQ JMBとPASMO一体型は初年度の年会費が無料ですが、ゴールドは初年度から6,600円かかります。まずClubQ JMBで作り、空港ラウンジなどを使う機会が増えてからゴールドに切り替える方法もあります。
ClubQ JMBからゴールドへの切替は、東急カードの「カードをつくる」ページの切替の申込みから手続きできます。ただし、切替は新規入会ではないため、新規入会キャンペーンの特典は受けられません。ゴールドの特典をすぐ使う予定があるなら、最初からゴールドで申し込むほうが特典を受けられます。
3. PASMO一体型には今のPASMO定期券を載せ替えられない
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOには、今持っているPASMO定期券の情報を移せません。一体型で定期券を使うなら、カードが届いてから一体型のPASMOで新しく定期券を買う形になります。
今のPASMO定期券の期限が残っているうちは、そのまま使い切り、更新のタイミングで一体型に切り替えると無駄がありません。モバイルPASMOで定期券を使っている人は、一体型にせず、ClubQ JMBをモバイルPASMOのオートチャージに設定する使い方も選べます。
4. のるるんデザインは家族カードがなく、5年後は通常カードになる
のるるんデザインは家族カードを発行できません。家族カードを作りたいなら、ClubQ JMBかPASMO一体型を選びましょう。5年間の有効期限が来ると、更新後は通常デザインのClubQ JMBになり、年会費1,100円がかかります。
申込みは35歳以下が条件ですが、36歳になっても有効期限までは使えます。乗車ポイント13%の限定特典も5年間で終わるので、5年後も東急線によく乗るなら、更新後のClubQ JMBでも乗車ポイント3%は変わらず貯まります。
東急カードの種類でよくある質問
まとめ:迷ったらClubQ JMB、PASMO定期券を使うならPASMO一体型
東急カードの個人向けはClubQ JMB・PASMO一体型・ゴールドの3種類で、TOKYU POINTの貯まり方は3枚とも同じです。違いはPASMOが一体かどうかと、ゴールドだけの特典です。
迷ったら初年度無料のClubQ JMB、東急線のPASMO定期券と1枚にしたいならPASMO一体型、空港ラウンジやクレカつみたてを使うならゴールドを選びましょう。35歳以下で東急線によく乗るならのるるんデザイン、マイルを一番に貯めたいなら提携カードも候補です。申し込む前に、いま受けられる新規入会の特典も確かめておくと安心です。

\東急カードの詳細はこちら/








コメント