JCB法人カードにはいくつか種類が存在します。中小企業と個人事業主向けに、それぞれの目的やニーズに応じて全5種類の法人カードがあります。
そこで本記事では、中小企業と個人事業主向けに、JCB法人カード全5種類を徹底比較していきます。
あなたの事業をサポートするJCB法人カード。それぞれの違いや選び方、メリットやデメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
個人事業主におすすめなJCB Biz ONEを比較
まずは、個人事業主やフリーランスにおすすめのJCB Biz ONEを比較していきましょう。JCB Biz ONEには、一般カードと上位カードであるゴールドカードの2種類があります。
カード名称 | ![]() JCB Biz ONE | ![]() JCB Biz ONEゴールド |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 5,500円(税込) |
年会費無料条件 | ー | 年間100万円の利用で翌年年会費無料 |
国際ブランド | JCB | |
ポイント還元率 | 1% | |
追加カード発行 | 不可 | |
ETCカード発行 | 1枚のみ | |
旅行傷害保険 | なし | |
ショッピング保険 | なし | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 |
スマートフォン保険 | なし | 年間最高50,000円 |
サイバーリスク保険 | なし | 75万円 |
特典 | なし | 空港ラウンジサービス ドクターダイレクト 24人間ドックサービス |
申し込み資格 | 18歳以上 | 20歳以上 |
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JCB Biz ONEは年間利用金額で選ぶのがおすすめ
年間のクレジットカード利用金額が100万円以上なら、年会費無料で使えるJCB Biz ONEゴールドを選ぶのがおすすめです。
年会費は初年度無料なので、1年目で100万円決済すればコストがかからずにJCB Biz ONEゴールドカードを持つことができます。
まずは、現在使っているクレジットカードの明細をチェックしてみましょう。100万円以上利用していれば、迷わずJCB Biz ONEゴールドを選びましょう。
なお、個人事業主の方で従業員用のクレジットカードを発行したい場合や複数のETCカードを発行したい場合には、中小企業向けのJCB法人カードを選ぶことになります。
JCB Biz ONEシリーズのメリットについてはこちらも参考にしてください。

中小企業におすすめなJCB法人カードを比較
カード名称 | ![]() JCB法人カード | ![]() JCBゴールド法人カード | ![]() JCBプラチナ法人カード |
---|---|---|---|
年会費 | 1,375円(税込) | 11,000円(税込) | 33,000円(税込) |
年会費無料条件 | オンライン入会の場合 初年度無料 | なし | |
国際ブランド | JCB | ||
ポイント還元率 | 0.5% | ||
追加カード発行 | 1,375円(税込)*1 | 3,300円(税込)*1 | 6,600円(税込) |
ETCカード発行 | 複数枚 | ||
旅行傷害保険 | 海外:最高3,000万円 国内:最高3,000万円 | 海外:最高1億 円国内:最高5,000万円 | 海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
ショッピング保険 | 海外:最高100万円 国内:なし | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 |
スマートフォン保険 | なし | ||
サイバー保険 | 50万円 | 75万円 | 100万円 |
特典 | なし | 空港ラウンジ プライオリティパス ドクターダイレクト24 | |
申込資格 | 法人または個人事業主カード使用者は18歳以上 |
*1:1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料となります。
JCB法人カードが中小企業におすすめな理由や空港ラウンジ、会計ソフトとの連携などについて知りたい方はこちらも読んでいってくださいね。

中小企業向けJCB法人カードは年会費と特典のバランスで選ぼう
中小企業向けのJCB法人カードはオンライン入会の場合に限り、初年度年会費無料になります。永年無料にする方法はありませんので、年会費と特典のバランスをみて決めましょう。
JCB法人カードは上位カードでもポイント還元率が変わらないので、年間のポイント獲得数によって年会費を賄うという考えよりも、旅行傷害保険の充実度やプライオリティパスで選ぶのがおすすめです。
また、以下に当てはまる人は、JCB法人カードの恩恵が少なくなるので、中小企業であってもJCB Biz ONEをまず検討するのが良いでしょう。
- JCB従業員に追加カードの発行を考えていない
- ETCカードは1枚で十分
- 飛行機での出張が少ない
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JCB Biz ONEとJCB法人カードで異なる申し込み方法
JCB Biz ONEとJCB法人カードでは、申込資格や必要書類が異なります。ここからは、具体的な申込方法についてみていきましょう。
申し込みの流れ
Step 1:オンライン申込フォームの入力
法人名、所在地、代表者の氏名・連絡先など、必要な情報を申込フォームに正確に入力してください。
※記入ミスや不備があると審査に時間がかかるため、慎重に確認しましょう。
Step 2:受付完了メールの受信
申込完了後、入力したメールアドレス宛に「受付完了メール」が届き、数日~1週間以内に「審査結果メール」が送られてきます。
Step 3:入会申込書の記入・返送
審査を通過すると、「入会申込書(自署・捺印届)」がJCBから郵送されます。
届いた申込書に必要事項を記入し、法人の実印を押印のうえ、JCB宛に返送してください。
Step 4:契約確認書類の受け取り
入会申込書がJCBに到着してから約1週間後、申込者宛てに契約確認書類が送付されます。
この書類の受け取りが確認されることで、カードの発行準備に進みます。
Step 5:クレジットカードの発行・受取
契約確認後、クレジットカードが発行され、数日以内に申込者のもとに届きます。
申し込みからカード到着までの期間は、おおよそ2~3週間が目安です。
- 中小企業の場合は、登記簿謄本や印鑑証明書を事前に用意しておく
- 審査状況などの連絡を受け取れるよう、常時確認できるメールアドレスを使用する
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申込資格と必要書類
JCB法人カードの申込資格は個人事業主または中小企業などの法人です。フリーランスの方は申込対象外という点には注意しましょう。
また、法人と個人事業主では、以下のとおり必要書類が異なります。
【法人の場合】
法人の情報 | 法人種別法人名業種資本金従業員数 など |
---|---|
代表者の情報 | 生年月日自宅住所電話番号家族構成 など |
口座情報 | 法人名義の銀行預金口座の情報 |
法人の本人確認書類 | 現在事項全部証明書履歴事項全部証明書 |
代表者の本人確認書類 | 運転免許証または運転経歴証明書各種健康保険証マイナンバー(個人番号)カード住民票の写し在留カード |
出典:JCBカード公式
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なお、法人の本人確認書類は、発行日から6ヵ月以内の原本またはコピーの書類が有効です。
【個人事業主の場合】
代表者の情報 | 生年月日自宅住所電話番号家族構成 など |
---|---|
口座情報 | 支払口座に設定する銀行預金口座の情報 |
代表者の本人確認書類 | 運転免許証または運転経歴証明書各種健康保険証マイナンバー(個人番号)カード住民票の写し在留カード |
出典:JCBカード公式
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また、法人の本人確認書類に記載された本店所在地と、申し込み時に記入した所在地が異なる場合は、補完書類の提出も必要になるので、あらかじめ確認しておきましょう。
なお、本人確認に使用した補完書類ではなく、別の補完書類を用意する必要がある点には注意しましょう。
- 公共料金の領収証書
- 国税または地方税の領収証書または納税証明書
- 社会保険料の領収証書
【比較表】JCB法人カード全5種類の違いは?
カード名称 | ![]() JCB Biz ONE | ![]() JCB Biz ONEゴールド | ![]() JCB法人カード | ![]() JCBゴールド法人カード | ![]() JCBプラチナ法人カード |
年会費 | 永年無料 | 5,500円(税込) | 1,375円(税込) | 11,000円(税込) | 33,000円(税込) |
年会費無料条件 | ー | 年間100万円の利用で翌年度費無料 | オンライン入会の場合 初年度無料 | なし | |
国際ブランド | JCB | JCB | |||
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% | |||
追加カード発行 | 不可 | 1,375円(税込)*1 | 3,300円(税込)*1 | 6,600円(税込) | |
ETCカード発行 | 1枚のみ | 複数枚 | |||
旅行傷害保険 | なし | 海外:最高3,000万円 国内:最高3,000万円 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 | 海外:最高1億円 国内:最高1億円 | |
ショッピング保険 | なし | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 | 海外:最高100万円 国内:なし | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 | 海外:最高500万円 国内:最高500万円 |
スマートフォン保険 | なし | ディスプレイ破損年間最高50,000円 | なし | ||
サイバー保険 | なし | 75万円 | 50万円 | 75万円 | 100万円 |
特典 | なし | 空港ラウンジ ドクターダイレクト24 人間ドックサービス | なし | 空港ラウンジ プライオリティパス ドクターダイレクト24 | 空港ラウンジ プライオリティパス ドクターダイレクト24 |
申込資格 | 18歳以上 | 20歳以上 | 法人または個人事業主カード使用者は18歳以上 |
*1:1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料となります。
JCB Biz ONEとJCB法人カードの大きな違いはポイント還元率と旅行傷害保険の有無、さらに追加カードとETCカードの発行可能枚数です。
年会費をかけずにお試ししたいなら、JCBプラチナ法人カード以外は全て初年度年会費無料です。あなたの事業スタイルに応じて選べば問題ありませんよ。
JCB法人カードのポイント還元率やお得な活用術、法人カードならではの特典については以下の記事でご紹介しています!

JCB Biz ONEのメリット・デメリット
JCB Biz ONEのメリットとデメリットを以下にまとめました。それぞれの項目ごとに、あなたにとって重要なものとそうでないものと照らし合わせてみてください。
- いつでもポイント還元率が2倍
- 年会費無料で使える
- 会計ソフトとの連携が可能
- 個人口座で申し込み可能
- 追加カードの発行ができない
- 旅行傷害保険が付帯していない
JCB Biz ONEを一言で表すと、「コスパに優れたポイント高還元率カード」です。
追加カードの発行ができないことや、付帯保険の充実度が低いのは、従業員のいない個人事業主やフリーランス向けのクレジットカードだからといえるでしょう。
JCB法人カードのメリット・デメリット
JCB法人カードのメリットとデメリットはどうでしょうか。あなたの事業をイメージしながら確認していくことで、本当に必要かどうか見極める事ができますよ。
- 経費の建て替えがなくなる
- ポイントを効率よく貯められる
- 追加カードが無制限で発行可能
- 旅行傷害保険が付帯している
- 分割払いやリボ払いはできない
- 追加カードの発行は運用ルールが必要になる
- ポイント還元率が低い
従業員を抱える中小企業や個人事業主にとっては、追加カードを発行することで経費精算の省略やポイントを効率よく貯められるのは魅力です。
一方で、支払い方法の選択肢は少なくなり、ポイント還元率が下がることから、ある程度資金に余裕のある法人に向いているといえるでしょう。
まとめ:JCB法人カードは目的に応じて選ぶのが最重要!
JCB法人カードは、事業規模や目的に応じて選ぶのがポイント。
年会費やポイント還元などのコストパフォーマンスや旅行傷害保険やプライオリティパスなどの特典など、さまざまなニーズを満たすカードが揃っています。
JCB Biz ONEがおすすめなのは、以下のような人です。
- フリーランスで従業員がいない
- 年会費無料でポイント還元率が高い法人カードが欲しい
- 確定申告を簡略化させたい
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また、以下に当てはまる人にはJCB法人カードがおすすめできます。
- 出張があるため旅行傷害保険が充実した法人カードが欲しい
- 従業員用の追加カードを発行したい
- 経費精算の手間を減らして会計業務の効率化をしたい
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どちらも初年度は年会費無料です!あなたの事業をサポートする法人カードを、ぜひ手に入れてください。
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