法人・個人事業主のガソリン代を経費として決済するカードを探すと、apollostation PLATINUM BUSINESSとJCB系の法人カードが候補に挙がります。
先に結論を言うと、どちらもガソリン代そのものの値引きは付きません。「出光系ならガソリンが安くなる」というイメージだけで選ぶと、期待とは違う結果になります。
比較する相手は、事業の形によって変わります。従業員がいない個人事業主・フリーランスならJCB Biz ONE、複数人にカードを持たせたい事業者ならJCB一般法人カードが主な比較対象です。この記事では両方の視点で違いを整理します。
apollostation PLATINUM BUSINESSとJCB法人カードの違い【比較表】
| 項目 | PLATINUM BUSINESS | JCB一般法人 | Biz ONE 一般 | Biz ONE ゴールド |
|---|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 22,000円 (年300万円で翌年無料) | 1,375円 (初年度無料) | 永年無料 | 5,500円 (年100万円で翌年無料) |
| 国際ブランド | Visa/Amex | JCB | JCB | JCB |
| 基本還元率 | 0.8% (海外1.0%) | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
| カード枚数 | 追加最大9枚 | 使用者カード複数枚 | 本人1枚のみ | 本人1枚のみ |
| ガソリン値引き | なし | なし | なし | なし |
| 発行スピード | 公式に記載なし | 書類到着後約2週間 | 最短5分 | 最短5分 |
| 空港ラウンジ | あり(PP年5回無料) | なし | なし | あり |
年会費だけを見るとPLATINUM BUSINESSが突出して高く見えますが、その分プラチナカードならではの空港ラウンジ・旅行保険が付いているという違いです。ポイント還元率だけで比べるなら、JCB Biz ONEの1.0%の方が高くなります。
もう一点、apollostation PLATINUM BUSINESSはVisaまたはAmexの選択制で、JCBブランドのクレジットカードとして作ることはできません。
JCB公式サイトには「apollostationビジネスカード」というJCBブランドのページも存在しますが、これは2023年12月25日に新規募集を停止した旧ブランド(Shell時代)の別のクレジットカードで、現行のPLATINUM BUSINESSとは別物です。
個人事業主・フリーランスならJCB Biz ONEも要検討
従業員がおらず、カードを本人1枚だけ使うなら、比較対象はJCB Biz ONEになります。PLATINUM BUSINESSも追加カードは発行できますが、1人で使うなら過剰なスペックです。
年会費とポイント還元率で見るとBiz ONEが有利
数字で並べると、コストと還元率の両面でBiz ONEが上回ります。
| 項目 | PLATINUM BUSINESS | Biz ONE 一般 |
|---|---|---|
| 年会費 | 22,000円 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 0.8% | 1.0% |
| 年間200万円決済時の獲得ポイント目安 | 16,000円相当 | 20,000円相当 |
年会費永年無料で還元率1.0%のBiz ONE一般は、コストをかけずに経費決済でポイントを貯めたい個人事業主にとって有力な選択肢です。
JCB Biz ONE 一般は、年会費永年無料で持てる法人カードとして、とくに個人事業主や小規模事業者に人気です。明細はWeb明細書でまとめて確認でき、会計ソフトとの連携もスムーズ。特典面では、保険やラウンジ利用などのサービスは省かれているものの、ポイント還元率は高く、決済専門の法人クレジットカードといえます。特典よりもコスト優先の方向けの1枚です。

| 年会費 | 年会費永年無料 |
|---|---|
| 追加カード | 家族カード不可、ETCカード1枚まで |
| 還元率 | 1.0%〜10.5% |
| 発行スピード | 即時利用可能 |
| 海外・国内付帯保険 | ー |
JCB Biz ONE 一般 の特徴
- 常にポイント還元率が2倍(1.0%)
- 年会費永年無料&即時利用可能
- 会計ソフトとの連携やCashmaspなどの法人サービスあり
- 優待店の利用で最大ポイント10.0%
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それでもPLATINUM BUSINESSを選ぶ理由
還元率だけならBiz ONEですが、PLATINUM BUSINESSには年会費22,000円に見合うだけの付帯サービスが揃っています。具体的な内容を整理しました。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| 空港ラウンジ | 国内主要空港のラウンジが無料。プライオリティ・パスにも無料登録でき、年5回まで無料利用 |
| 旅行傷害保険 | 海外最高1億円/国内最高5,000万円 |
| コンシェルジュサービス | 24時間365日対応。会食の店紹介や出張・旅行の手配を依頼できる |
| サイバー保険 | サイバーリスク簡易診断、インシデントサポートデスク、標的型攻撃メール訓練など |
| ビジネスサポート | 退職金準備・決算対策等を無料相談できる「ビジネスライフコンサルティングサポート」 |
とくに出張が多く、空港ラウンジやコンシェルジュを実際に使う事業者ほど、年会費22,000円を回収しやすくなります。逆に出張がほとんど無いなら、この特典群の価値は感じにくいでしょう。
apollostation PLATINUM BUSINESSは、法人・個人事業主向けに設計された高還元のビジネスカードです。通常利用でも0.8%還元(海外は1.0%)と法人カードの中でも高水準に加え、出張・経費決済でも効率よくポイントを貯められます。さらに、年間300万円以上の利用で年会費22,000円が翌年度無料となるため、経費決済を集約できる事業者ほどメリットが大きくなります。保険・コンシェルジュ・ラウンジなど付帯特典も充実しており、コスト管理と利便性を両立したい方に適した1枚です。

おすすめポイント3選
- 年間300万円以上の利用で年会費が翌年度無料になる
- 法人カードとしては高水準の0.8〜1.0%還元
- 旅行保険・ラウンジ・コンシェルジュなど特典が充実
| 年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円利用で翌年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa / American Express |
| ポイント還元率 | 0.8%〜1.0% |
| 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険(利用付帯) ショッピング保険 サイバー保険 |
| 追加カード | 追加会員:3,300円(税込) *最大9枚 |
| 対象 | 法人・個人事業主 |
| 発行スピード | 数日 |
申し込み前に知っておきたいポイント
- 年間300万円未満の場合は年会費22,000円がかかる
- 即日発行には対応しておらず発行まで数日必要
- 旅行保険は自動付帯ではなく利用付帯

プラチナ級までは要らないならBiz ONEゴールドも候補
JCB Biz ONEにもゴールドがあり、年会費5,500円で空港ラウンジが付帯します。プラチナ級のコンシェルジュやサイバー保険までは要らないが、ある程度の付帯サービスは欲しいという方は、こちらも候補になります。
JCB Biz ONE ゴールドは、年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円以上の利用で翌年無料になるため、実質的に無料で運用することも可能です。このカードは、旅行傷害保険はないものの、サイバー保険(75万円)やショッピング保険(年間500万円)、国内主要空港ラウンジの無料利用などのビジネスに役立つ特典が充実しています。JCB Biz ONE一般よりワンランク上のステータスを得られつつ、利用額次第で年会費が実質0円になるため、「コスパの良い法人カードが欲しい」という方にはベストバランスの選択肢です。

| 年会費 | 5,500円(税込) 100万円利用で翌年年会費無料 |
|---|---|
| 追加カード | 家族カード発行不可、ETCカード1枚まで |
| 還元率 | 1.0%〜10.5% |
| 発行スピード | 即時利用可能 |
| 特典 | 空港ラウンジ、人間ドックサービス、ドクターダイレクト24 |
JCB Biz ONE ゴールド の特徴
- 100万円利用で翌年の年会費無料
- 申し込みは最短5分で完了&即時利用可能
- 会計ソフトとの連携やCashmaspなどの法人サービスあり
- 空港ラウンジなどゴールドカードならではの特典付き
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複数人の従業員に使わせるならJCB一般法人カードも選択肢
従業員にもカードを持たせたい場合は、本人1枚しか発行できないJCB Biz ONEは選べません。この場合の比較対象はJCB一般法人カードです。
PLATINUM BUSINESSは追加カードを最大9枚発行でき、JCB一般法人カードも使用者カードを複数枚発行できます。どちらも複数人での利用に対応していますが、年会費と還元率の差は比較表のとおりです。
JCB一般法人カードは、経費決済・管理機能・セキュリティをバランスよく備えた、法人向けクレジットカードの定番モデルです。年会費を抑えながら、日常的な経費支払いでポイントを貯められる点に加え、JCBの優待店を利用することでポイントアップを狙える仕組みも用意されています。
また、使用者カードやETCカードを複数枚発行できるため、従業員や車両ごとに経費を分けて管理しやすく、立替精算の削減にもつながります。資金状況の可視化や支払い管理を通じて、キャッシュフローの把握を効率化できる点も法人利用ならではのメリットです。
さらに、不正検知システムやサイバーリスク保険、各種保険が付帯しており、初めて法人カードを導入する企業でも安心して使いやすい一枚といえるでしょう。

- スタバやAmazonの利用で最大20倍のポイントアップが狙える
- 使用者カード・ETCカードを複数枚発行できる
- 24時間365日の不正検知体制とサイバーリスク保険で安心
- 旅行傷害保険・ショッピングガード保険が付帯
| 年会費 | 1,375円(税込) オンライン入会の場合初年度無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 1,375円(税込)/枚 |
| ETCカード | 複数枚発行可能年会費無料 |
| ポイント還元率 | 0.5%〜10.0% |
| 利用限度額 | 10万〜500万円 |
| 申し込み対象 | 法人・個人事業主 |
| 支払い方法 | ショッピング1回払い ショッピング2回払い 請求書カード払い |
- 基本のポイント還元率は0.5%と一般的
- 海外利用や出張特化の特典は少なめ
- 上位のJCB法人ゴールド・プラチナと比べるとサービスは控えめ
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年会費無料の条件はどちらが達成しやすいか
PLATINUM BUSINESSとBiz ONEゴールドは、どちらも年間利用額の条件を満たせば翌年度の年会費が無料になります。
ただし条件の重さは大きく違います。PLATINUM BUSINESSの年300万円は月25万円ペースの決済が必要で、これは事業がある程度軌道に乗っていないと届きません。一方Biz ONEゴールドの年100万円は月8.3万円ほどで、事業の立ち上げ期でも現実的な水準です。
| PLATINUM BUSINESS | 22,000円 | 年間300万円以上 |
|---|---|---|
| Biz ONEゴールド | 5,500円 | 年間100万円以上 |
年間の利用額がまだ読めない事業の立ち上げ期は、条件のハードルが低いBiz ONEゴールドの方が無料達成の見込みを立てやすいといえます。
apollostation PLATINUM BUSINESSとJCB法人カードに関するよくある質問
まとめ|ガソリン値引き目的なら期待しすぎない
apollostation PLATINUM BUSINESSとJCB法人カードは、どちらもガソリン代の値引きが付かないという共通点があります。選ぶ基準は、値引きではなく年会費・還元率・付帯サービスのバランスです。
- 従業員の有無を確認する。1人で使うならBiz ONE、複数人ならPLATINUM BUSINESSかJCB一般法人
- 年会費以上の価値を感じる付帯サービスがあるか考える。空港ラウンジ・旅行保険を使うならPLATINUM BUSINESS
- 年間利用額の見込みを立てる。無料条件のハードルはBiz ONEゴールドの方が低い
apollostationの他の券種も含めて比較したい方には、以下の記事がより詳しくまとまっています。



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