apollostation PLATINUM BUSINESSは年間300万円の利用で年会費を無料にできますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスに利用額での年会費無料条件はありません。
逆に、JALマイルが直接貯まるのはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスだけで、apollostation PLATINUM BUSINESSにセゾンマイルクラブのような仕組みはありません。
2枚とも年会費22,000〜33,000円クラスの法人プラチナカードで、プライオリティ・パスもコンシェルジュも付きます。
しかし「年会費を回収する道筋」と「ポイントの出口」が正反対に設計されているため、どちらが得かは事業の決済額とマイルを使うかどうかで決まります。
この記事では、apollostation PLATINUM BUSINESSとセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを年会費・ポイント・空港ラウンジ・付帯特典・旅行保険・審査の6つの軸で比較し、タイプ別の結論まで示します。
- 年間300万円以上を安定して決済できるならapollostation PLATINUM BUSINESS。使い続ける限り年会費0円で0.8%還元
- JALマイルを実際に使うならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス。セゾンマイルクラブ(年5,500円)加入で1.125%
- プライオリティ・パスの無料利用は「セゾンプラチナビジネス=回数無制限/アポロプラチナビジネス=年5回」で差が大きい
- 旅行傷害保険は2枚とも利用付帯で補償額は互角。追加会員も補償されるのはアポロプラチナビジネスだけ
- 社用車が多い・出光で給油するならアポロプラチナビジネス、出張や接待でホテル・レストラン優待を使うならセゾンプラチナビジネス
まず、主なスペックを一覧で比較します。
| 項目 | ![]() apollostation PLATINUM BUSINESS | ![]() セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス |
|---|---|---|
| 発行会社 | 出光クレジット (アメックスはクレディセゾンとの提携) | クレディセゾン |
| 年会費 (本会員) | 22,000円 | 初年度無料 2年目以降33,000円 |
| 年会費無料条件 | 前年の利用額 年間300万円以上 で翌年度無料 | なし (初年度無料のみ) |
| 追加カード | 3,300円 (初年度無料、本会員無料時は無料) | 3,300円/枚 |
| 国際ブランド | Visa または American Express | American Express |
| 基本ポイント還元率 | 0.8% (海外1.0%) | 0.5% (永久不滅ポイント) |
| JALマイル | 1,000pt→500マイル (約0.4%) | セゾンマイルクラブ加入で最大1.125% (年5,500円) |
| プライオリティ・パス | Prestige相当 無料は年5回まで (6回目以降US$35) | Prestige相当 回数無制限で無料 |
| 追加カードのPP登録 | 可(18歳以上) | 不可 |
| 国内空港ラウンジ | カード提示で無料 (本人・家族・追加会員) | カード提示で無料 |
| コンシェルジュ | 24時間365日 | 24時間365日 |
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 最高1億円 | 利用付帯 最高1億円 |
| 旅行保険の対象者 | 本会員+追加会員 | 本会員のみ (追加会員は対象外) |
| 独自特典 | 出光スーパーロードサービス (自動付帯) 給油関連 | 手荷物無料宅配 Tablet Hotels セゾンフクリコ |
| 審査書類 | 登記簿・決算書 不要 | 登記簿・決算書 不要 |
数値は2026年9月時点で、出光クレジット公式・セゾン公式サイト・各カードの補償規定で確認しています。ここからは軸ごとに詳しく見ていきます。
年会費で比較|apollostation PLATINUM BUSINESSは使い方次第で実質0円
年会費の考え方が根本的に違います。apollostation PLATINUM BUSINESSは「毎年の利用額でその年の年会費が決まる」変動型、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは「初年度だけ無料で、あとは固定でかかる」定額型です。決済額が大きい事業ほど、この差は数年で大きな金額になります。
apollostation PLATINUM BUSINESSは年間300万円の利用で翌年度が無料
apollostation PLATINUM BUSINESSの年会費は22,000円ですが、前年のショッピング利用額が年間300万円以上だと翌年度の年会費が無料になります。月あたり25万円ペースの決済で、税金・広告費・仕入れ・出張費などをこのカードに集約すれば届く水準です。
本会員の年会費が無料になれば、追加カード(3,300円)も同時に無料になります。初年度は入会キャンペーンのポイントを差し引くと実質的な負担はさらに小さくなります。
ただし、ポイント加算サービスで登録した法人カードの利用額は300万円の集計に含まれない点、キャッシングや年会費・手数料は対象外である点は、無料条件を狙ううえで押さえておきたい注意点です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは初年度無料・2年目以降は33,000円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは初年度年会費が無料です。2025年6月のリニューアルで、年会費は22,000円から33,000円へ値上げされ、同時に「年間200万円の利用で翌年度無料」という条件は廃止されました。現在は利用額にかかわらず2年目以降は33,000円がかかります。
このカードにかかるコストは、使い方によって次のように積み上がります。
- 本会員:初年度0円/2年目以降 33,000円
- 追加カード:1枚あたり3,300円
- セゾンマイルクラブ(JALマイルを貯める場合):年5,500円
特典を使わない年でも自動更新で33,000円が請求されます。使わなくなったら早めに解約するのが無難です。
3年・5年使ったときの年会費総額
本会員1枚だけを想定し、それぞれの前提で年会費の累計を比べると次のようになります。
| 利用期間 | apollostation PLATINUM BUSINESS (毎年300万円達成) | apollostation PLATINUM BUSINESS (未達成) | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 22,000円 | 22,000円 | 0円 |
| 3年目まで (累計) | 22,000円 | 66,000円 | 66,000円 |
| 5年目まで (累計) | 22,000円 | 110,000円 | 132,000円 |
apollostation PLATINUM BUSINESSは無料条件を満たし続ければ、初年度の22,000円以外はかかりません。
一方のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは初年度が無料な代わりに、3年目以降は毎年33,000円が積み上がります。年会費だけで見るなら、決済額が読める事業ほどアポロプラチナビジネスが有利です。

ポイント・マイルで比較|JALマイルを使うならセゾンプラチナビジネス
貯まるものと使い道がまったく違います。アポロプラチナビジネスは経費全体に0.8%のポイントが付いて請求額に充当でき、セゾンプラチナビジネスはセゾンマイルクラブに入るとJALマイルが直接貯まります。マイルを日常的に使うかどうかが分岐点です。
apollostation PLATINUM BUSINESSは経費全体で0.8%のポイント還元
apollostation PLATINUM BUSINESSは国内利用で1,000円につき8ポイント(0.8%)、海外利用で1,000円につき10ポイント(1.0%)が付きます。税金や公共料金でも0.8%が下がらないのが法人カードとしては大きく、一般的な法人カードの0.5%前後を上回ります。
貯めたポイントの主な出口は次のとおりです。
- 毎月の請求額に充当(1ポイント=1円)
- dポイント・Pontaポイントへ等価交換
- ANA・JALマイルへ交換(1,000ポイント→500マイル)
マイルへの交換レートは低いため、「マイルは使わないが経費のコストを確実に下げたい」という使い方に向きます。宇佐美ビジネスカードなどの給油用法人カードを登録すれば、その利用分にも1,000円あたり5ポイントが加算されます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはセゾンマイルクラブでJALマイル最大1.125%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの基本還元率は0.5%(永久不滅ポイント)で、これだけなら高くありません。
価値が出るのはセゾンマイルクラブ(年5,500円)に加入したときで、1,000円ごとに10マイルが自動でJALマイル口座に貯まり、優遇された永久不滅ポイント分と合わせて合計1.125%のJALマイル還元になります。
ただし公共料金の支払いは2,000円につき10マイル(0.5%)に半減し、年間の自動移行には15万マイルの上限があります。オプション料5,500円の元を取るには年73万円ほどの利用が目安です。
特典航空券にすればマイルの価値は1マイル2〜3円相当になるため、「JALで旅行・出張する習慣がある人」なら、この1枚で年会費を大きく上回るリターンになります。
逆にマイルを使わないなら、セゾンプラチナビジネスの実質還元は0.5%まで下がります。その場合はアポロプラチナビジネスの0.8%+請求充当のほうがシンプルに得です。

空港ラウンジで比較|プライオリティ・パスの回数に大きな差
2枚ともプライオリティ・パス(Prestige相当)が無料で付きますが、「何回まで無料か」がまったく違います。出張の多い人ほど、ここが効いてきます。
| 項目 | apollostation PLATINUM BUSINESS | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス |
|---|---|---|
| 会員グレード | Prestige相当 | Prestige相当 |
| 無料利用回数 | 年5回まで (6回目以降 US$35/回) | 回数無制限 |
| 同伴者料金 | US$35/回 | US$35/回 |
| 追加カード会員の登録 | 可(18歳以上) | 不可 |
| 国内空港ラウンジ(PPとは別) | カード提示で無料(本人・家族・追加会員) | カード提示で無料(本人) |
apollostation PLATINUM BUSINESSは2026年8月から無料利用が年5回まで
apollostation PLATINUM BUSINESSのプライオリティ・パスは、当初は回数無制限でした。それが2025年11月に年30回へ、さらに2026年8月3日からは年5回までへと2段階で縮小されています。6回目以降は1回あたりUS$35、同伴者も1回US$35です。
月1回以上飛行機に乗る人にとっては、プライオリティ・パスをあてにしにくい水準になったといえます。ダイヤモンドやマイベストなど一部のまとめ記事は「無制限」「年30回」のまま更新されておらず、古い数字が残っています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはプライオリティ・パスが回数無制限
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのプライオリティ・パスは回数無制限で無料のまま維持されています(同伴者はUS$35)。通常469米ドルのPrestige会員資格が年会費に含まれる形で、出張が多い人にはこの一点だけで年会費の価値が出ます。
国内の空港ラウンジは、2枚ともプライオリティ・パスとは別に、カード提示で無料になるサービスが付いています。アポロプラチナビジネスは本人会員・家族会員・追加会員が対象で、羽田・成田・新千歳・中部・関西・福岡・那覇などの主要空港をカバーします。セゾンプラチナビジネスは本会員が対象です。
追加カード会員のプライオリティ・パス登録
apollostation PLATINUM BUSINESSは追加カード会員(18歳以上)もプライオリティ・パスを無料で登録でき、役員や幹部社員にも空港ラウンジを使わせられます。
追加カードは最大9枚まで発行でき、それぞれにプライオリティ・パスが付きます。一方のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは追加カード会員がプライオリティ・パスを発行できません。ラウンジは本会員だけの特典です。
複数人でカードを使う会社なら、この違いだけでアポロプラチナビジネスを選ぶ理由になります。逆に代表者1人で使うなら、無料回数が無制限なセゾンプラチナビジネスの優位性がそのまま生きます。「誰がラウンジを使うか」を先に決めると、2枚の優劣がはっきりします。
付帯特典で比較|出光の車特典とセゾンプラチナビジネスの出張・福利厚生特典
コンシェルジュとサイバー保険は2枚とも付いています。差が出るのは、アポロプラチナビジネスの「車まわり」とセゾンプラチナビジネスの「出張・接待・福利厚生まわり」の独自特典です。
まず、2枚に共通して付く特典は次のとおりです。
- 24時間365日のコンシェルジュ(レストラン予約・出張手配など)
- サイバー保険(情報漏えい時の損害賠償)
- ショッピング/お買物保険、ETCカード(年会費無料)
以下は、それぞれのカードにしかない特典です。
apollostation PLATINUM BUSINESSは出光スーパーロードサービスが自動付帯
apollostation PLATINUM BUSINESSには出光スーパーロードサービスが自動付帯します。レッカー移動や路上での応急作業を受けられ、JAF会員の代わりになります。社用車を複数台持つ事業なら、追加カードにも同じサービスが付くため実質的な経費削減になります。
給油については誤解が多いところです。apollostation cardのようなリッター単価の直接値引きはこのカードにはなく、貯めたポイントを「年間ガソリン値引き」に登録して単価を下げる形です。
出光スーパーロードサービスと0.8%還元、給油用法人カードのポイント加算を合わせた「車の経費の受け皿」として見るのが実態に近い評価です。
そのほか一休プレミアサービス(宿泊で最大5.0%)、プレミアムゴルフサービスの年会費優待も付きます。サイバー保険は1事故100万円まで、ショッピングガード保険は年間300万円までの補償です。
apollostation PLATINUM BUSINESSは、法人・個人事業主向けに設計された高還元のビジネスカードです。通常利用でも0.8%還元(海外は1.0%)と法人カードの中でも高水準に加え、出張・経費決済でも効率よくポイントを貯められます。さらに、年間300万円以上の利用で年会費22,000円が翌年度無料となるため、経費決済を集約できる事業者ほどメリットが大きくなります。保険・コンシェルジュ・ラウンジなど付帯特典も充実しており、コスト管理と利便性を両立したい方に適した1枚です。

おすすめポイント3選
- 年間300万円以上の利用で年会費が翌年度無料になる
- 法人カードとしては高水準の0.8〜1.0%還元
- 旅行保険・ラウンジ・コンシェルジュなど特典が充実
| 年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円利用で翌年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa / American Express |
| ポイント還元率 | 0.8%〜1.0% |
| 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険(利用付帯) ショッピング保険 サイバー保険 |
| 追加カード | 追加会員:3,300円(税込) *最大9枚 |
| 対象 | 法人・個人事業主 |
| 発行スピード | 数日 |
申し込み前に知っておきたいポイント
- 年間300万円未満の場合は年会費22,000円がかかる
- 即日発行には対応しておらず発行まで数日必要
- 旅行保険は自動付帯ではなく利用付帯
apollostation PLATINUM BUSINESSのスペックや特典は、こちらの記事で詳しく解説しています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは手荷物宅配とホテル・福利厚生の優待
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは出張・接待まわりの優待が厚めです。国際線利用時にスーツケース1個を無料で往復宅配、空港で手荷物1つとコート1着(最長30日)を無料で預けられます。
ミシュランの世界のホテルガイド「Tablet Hotels」の上級会員資格(通常年会費16,000円)や、一休プレミアサービス、星野リゾートの優待も利用できます。
従業員も使える福利厚生サービス「セゾンフクリコ」(全国25,000施設以上を最大66%オフ)や、弁護士保険の割引、ゴルファー保険も付帯します。出張が多く、宿泊・移動・接待にお金が動く事業ほど、この方向の特典が生きます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、出張や接待が多い法人・個人事業主に向けた特典重視のプラチナカードです。空港ラウンジの利用やサポート体制が充実しており、国内外のビジネスシーンで使いやすい点が特徴です。
また、セゾンフクリコにより全国25,000以上の施設で優待割引を受けられ、従業員も利用できる福利厚生面の強みも備えています。ポイントは有効期限がなく、JALマイルへの高還元ルートを活用することで、経費決済を通じて効率よくマイルを貯められます。
さらに、請求書カード払いなど柔軟な支払い方法に対応しており、キャッシュフロー調整にも役立つ一枚です。年会費は高めですが、特典を活用できる法人であれば十分な価値を見込めるでしょう。

- プライオリティ・パス(プレステージプラン)が付帯
- JALマイル高還元(最大1.125%)を狙える
- ポイントの有効期限がなく長期で貯められる
- 登記簿や決算書の提出が不要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 33,000円(税込) 初年度年会費無料 |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 最大9枚まで発行可能 年会費 3,300円(税込) |
| ETCカード | 最大5枚まで発行可能 |
| ポイント還元率 | 1.0% 海外利用時は2.0% |
| 利用限度額 | 最大9,990万円(審査により決定) |
| 申し込み対象 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
| 支払い方法 | 1回払い 2回払い ボーナス(一括・2回) リボ分割 請求書カード払い |
- 年会費は一般的な法人カードより高め
- 特典を活用しないとコストメリットを感じにくい
- 還元やサービスを理解して使いこなす必要がある
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セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの特典をさらに詳しく知りたい場合は、こちらもどうぞ。

旅行傷害保険で比較|補償額は互角、対象者に差
「アポロプラチナビジネスは自動付帯」と説明する記事もありますが、2枚とも海外・国内旅行傷害保険は利用付帯です。旅行代金や公共交通機関の料金をカードで支払うと保険が有効になります。補償額もほぼ互角です。
| 補償項目(海外旅行) | apollostation PLATINUM BUSINESS | セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1億円 |
| 傷害・疾病治療費用 | 各300万円 | 各300万円 |
| 賠償責任 | 1億円 | 5,000万円 |
| 携行品損害 | 50万円(自己負担なし) | あり |
| 救援者費用 | 300万円 | 300万円 |
| 国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(利用付帯) |
| 付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
賠償責任はアポロプラチナビジネスが1億円とやや手厚いものの、補償額そのものの差はわずかです。実務で効いてくるのは対象者の違いです。
apollostation PLATINUM BUSINESSの旅行傷害保険は本会員だけでなく追加会員も補償の対象です。役員や社員に追加カードを持たせて出張させる会社では、この違いは大きな意味を持ちます。
一方のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、追加カード会員が旅行傷害保険の対象外です。追加カードを持つ社員が出張中にケガをしても、このカードの保険は使えません。社員の出張が多いなら、別途の出張保険や、社員にも保険が効く法人カードとの併用が現実的な備えになります。
なお、どちらも旅行代金や公共交通機関の料金をこのカードで支払わないと保険は有効になりません。出張の航空券やホテルは、必ず持っていくカードで決済しておくのが前提です。
審査・申込対象で比較
審査のハードルは近い設計です。2枚とも法人代表者だけでなく個人事業主・フリーランスでも申し込め、登記簿謄本や決算書の提出は不要で、個人の信用情報で審査されます。設立直後・開業直後でも申し込めます。
- apollostation PLATINUM BUSINESS:入会資格は「個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり社会的信用を有する連絡可能な方」。発行は数営業日(即日発行不可)
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:入会資格は「安定した収入があり社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く)」。副業で安定収入のある会社員も対象
どちらも「プラチナ」の名前ほど審査は重くなく、赤字や創業まもない事業でも通る例は珍しくありません。ただし審査結果を保証するものではないため、直近の信用情報に不安がある場合は状況を整えてから申し込むのが無難です。
どちらを選ぶべきか|タイプ別の結論
6つの軸を踏まえると、選び方は決済額とマイルの2点でほぼ決まります。
apollostation PLATINUM BUSINESSが向いている人
- 年間300万円(月25万円)以上を安定して決済でき、年会費を実質0円にできる
- JALマイルは使わない。ポイントで請求額を下げたい・dポイントやPontaで使いたい
- 社用車があり、出光スーパーロードサービスや給油の経費集約に価値を感じる
- 役員・社員に追加カードを持たせ、空港ラウンジと旅行保険も使わせたい
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスが向いている人
- JALマイルを特典航空券などで実際に使う。出張・旅行でJALに乗る習慣がある
- 初年度は年会費をかけずに試したい。決済額が年300万円に届くか読めない
- 月1回以上飛行機に乗り、プライオリティ・パスを回数を気にせず使いたい
- 出張時の手荷物宅配やホテル優待、従業員向けの福利厚生サービスを使いたい
年会費をとにかく抑えたいなら年会費無料カードも選択肢
「プラチナの特典はそこまで要らない、まず年会費0円で法人カードを持ちたい」という段階なら、無理にプラチナを選ばず、年会費無料のビジネスカードから始める手もあります。同じアメックスブランドなら、下位のセゾンコバルト・ビジネス・アメックスが年会費無料です。

法人カード全体の選び方から整理したい場合は、こちらもあわせてどうぞ。

よくある質問
まとめ
apollostation PLATINUM BUSINESSとセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、同じ法人プラチナカードでも「年会費の回収の仕方」と「ポイントの出口」が正反対です。
年間300万円以上を安定して決済でき、マイルは使わずにポイントで経費を下げたいならapollostation PLATINUM BUSINESS。使い続ける限り年会費は実質0円で、追加会員まで空港ラウンジと旅行保険が付きます。社用車の出光スーパーロードサービスも自動で付きます。
JALマイルを実際に使う人、出張でプライオリティ・パスを回数を気にせず使いたい人、まず初年度無料で試したい人はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスです。セゾンマイルクラブ(年5,500円)まで含めて使いこなせば、1.125%のJALマイル還元は年会費33,000円を十分に上回ります。
迷ったときの目安は、直近1年の経費決済額です。300万円を超えていて出張でJALに乗らないならアポロプラチナビジネス、超えないかJAL中心ならセゾンプラチナビジネスが、多くの場合の答えになります。
参考
それぞれのカードの紹介
ここまでの比較を踏まえて、2枚を改めて紹介します。
apollostation PLATINUM BUSINESS
年間300万円以上の決済を安定してこのカードに集約でき、マイルより経費削減を優先したい方に向いています。追加会員も空港ラウンジ・旅行保険の対象になる点が強みです。
apollostation PLATINUM BUSINESSは、法人・個人事業主向けに設計された高還元のビジネスカードです。通常利用でも0.8%還元(海外は1.0%)と法人カードの中でも高水準に加え、出張・経費決済でも効率よくポイントを貯められます。さらに、年間300万円以上の利用で年会費22,000円が翌年度無料となるため、経費決済を集約できる事業者ほどメリットが大きくなります。保険・コンシェルジュ・ラウンジなど付帯特典も充実しており、コスト管理と利便性を両立したい方に適した1枚です。

おすすめポイント3選
- 年間300万円以上の利用で年会費が翌年度無料になる
- 法人カードとしては高水準の0.8〜1.0%還元
- 旅行保険・ラウンジ・コンシェルジュなど特典が充実
| 年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円利用で翌年無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | Visa / American Express |
| ポイント還元率 | 0.8%〜1.0% |
| 付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険(利用付帯) ショッピング保険 サイバー保険 |
| 追加カード | 追加会員:3,300円(税込) *最大9枚 |
| 対象 | 法人・個人事業主 |
| 発行スピード | 数日 |
申し込み前に知っておきたいポイント
- 年間300万円未満の場合は年会費22,000円がかかる
- 即日発行には対応しておらず発行まで数日必要
- 旅行保険は自動付帯ではなく利用付帯
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス
JALマイルを実際に使う方、プライオリティ・パスを回数無制限で使いたい方に向いています。初年度年会費無料のため、まず試してみたい方にも合っています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、出張や接待が多い法人・個人事業主に向けた特典重視のプラチナカードです。空港ラウンジの利用やサポート体制が充実しており、国内外のビジネスシーンで使いやすい点が特徴です。
また、セゾンフクリコにより全国25,000以上の施設で優待割引を受けられ、従業員も利用できる福利厚生面の強みも備えています。ポイントは有効期限がなく、JALマイルへの高還元ルートを活用することで、経費決済を通じて効率よくマイルを貯められます。
さらに、請求書カード払いなど柔軟な支払い方法に対応しており、キャッシュフロー調整にも役立つ一枚です。年会費は高めですが、特典を活用できる法人であれば十分な価値を見込めるでしょう。

- プライオリティ・パス(プレステージプラン)が付帯
- JALマイル高還元(最大1.125%)を狙える
- ポイントの有効期限がなく長期で貯められる
- 登記簿や決算書の提出が不要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 33,000円(税込) 初年度年会費無料 |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 最大9枚まで発行可能 年会費 3,300円(税込) |
| ETCカード | 最大5枚まで発行可能 |
| ポイント還元率 | 1.0% 海外利用時は2.0% |
| 利用限度額 | 最大9,990万円(審査により決定) |
| 申し込み対象 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
| 支払い方法 | 1回払い 2回払い ボーナス(一括・2回) リボ分割 請求書カード払い |
- 年会費は一般的な法人カードより高め
- 特典を活用しないとコストメリットを感じにくい
- 還元やサービスを理解して使いこなす必要がある
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