東急カードのメリット・デメリット全13項目を徹底網羅しました！

東急線を日常的に使う方や、東急沿線に引っ越してくる予定のある方にとって、東急カードは非常に魅力的な1枚です。

PASMOとの一体型機能や、東急ストア・百貨店などでの優待、ポイント還元の高さなど、沿線ユーザーに特化した特典が豊富に用意されています。

本記事では、東急カードのメリット・デメリットを14項目に分けて徹底的に解説。申し込み前にチェックすべきポイントを網羅的にご紹介します。

メリット	デメリット
①電車利用でポイントが貯まる ②東急グループ以外のお店でもポイントが貯まる ③毎月10日、19日はポイントアップ ④東急スクエアや東急百貨店での優待 ⑤PASMO一体型が便利 ⑥ポイントの使い道が豊富 ⑦旅行傷害保険が付帯 ⑧ロイヤルクラブに入会できる	①年会費がかかる ②非沿線ユーザーにはメリットが少ない ③PASMO一体型の場合、解約・紛失時に手間がかかる ④ポイント制度がわかりにくい ⑤ポイントには有効期限がある

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東急カードの基本情報

東急カードのメリット9つ

東急沿線に住んでいる・通勤している方には特にメリットが大きい東急カード。ここでは、生活のさまざまなシーンで役立つ9つのメリットを紹介します。

1. 電車利用でポイントが貯まる
2. 東急グループ以外のお店でもポイントが貯まる
3. 毎月10日、19日はポイントアップ
4. 東急スクエアや東急百貨店での優待
5. PASMO一体型が便利
6. ポイントの使い道が豊富
7. 旅行傷害保険が付帯
8. 東急ホテルズ優待
9. ロイヤルクラブ特典

それでは、順番にみていきましょう。

メリット：①電車利用でポイントが貯まる

東急カードでは、定期券購入やPASMOオートチャージで最大3%の高還元が受けられます。日々の交通費でポイントが貯まるのは、東急カードならではのメリットです。

以下に、利用内容ごとの還元率とポイント数を表でまとめました。

利用内容	ポイント還元率
東急線定期券購入	3.5%
PASMOオートチャージ	1.0%
定期区間外の乗車	3.0%
タッチ決済での乗車	3.5%

さらに、TOKYU ROYAL CLUBの会員なら、PASMO定期券の購入が4.5%、PASMOオートチャージで2.0%のポイント還元率にアップします。

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なお、電車の利用でポイントを貯まるには、東急カード到着後、以下の設定が必須ですので、忘れずに済ませましょう。

【電車でポイントを貯めるために必須の設定】

1. 「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」のWeb登録
2. ご利用のPASMO番号の登録

TOKYU ROYAL CLUBの詳細はこちらの記事を参考にしてください。

メリット：②東急グループ以外のお店でもポイントが貯まる

東急グループ以外のスーパーや飲食店、ネットショッピングなどでも東急カードを使えばポイントが貯まります。Web明細サービスに登録しているかどうかで、還元率が変わる点に注意が必要です。

東急カードの「決済ごとのご利用金額」に対して加算され、毎月15日締めの利用分までを翌月10日頃に加算します。200円ごとにポイントが付与されます。

【Web明細登録によって異なる還元率】

条件	還元率
Web明細サービス登録あり	1.0%（200円で2pt）
Web明細サービス未登録	0.5%（200円で1pt）

普段の買い物や外食、公共料金などの支払いも対象となるため、Web明細を有効にしておくことで、日常の支出からも効率よくポイントを貯められます。

メリット：③毎月19日はポイントアップ

東急グループの一部店舗では、毎月19日が「TOKYU CARDの日」となっており、対象施設での買い物時にポイント還元率が最大2%にアップします。日常的に利用する施設が対象であれば、効率的にポイントを貯められるチャンスです。

【19日がお得になる店舗一覧】

なお、ポイント還元率は支払い方法によって変わります。

【支払い方法別のポイント還元率】

支払い方法	還元率	加算上限/月
通常支払い	+1%	200ポイント
スマート払い利用	+2%	400ポイント

さらに、19日以外にも施設ごとの独自ポイントアップデーが用意されています。各施設の指定日にお買い物をすると、通常の2倍となる4%還元になります。お近くの施設が対象なら、覚えておいて損はありません。

店舗別ポイントアップデー【一覧】

施設名	ポイントアップ日
青葉台東急スクエア	毎月1日
みなとみらい東急スクエア	毎月3日
武蔵小杉東急スクエア	毎月5日
五反田東急スクエア	毎月5日
たまプラーザ テラス	毎月9日
南町田グランベリーパーク	毎月10日
中央林間東急スクエア	毎月19日
二子玉川RISE	毎月25日

これらのポイントアップデーを活用すれば、クレジット決済だけで月間数百円相当のポイント差が生まれることも。生活圏内に対象施設がある方は、ぜひ積極的に活用しましょう。

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メリット：④東急スクエアや東急百貨店での優待

東急カード会員は、東急スクエアや東急百貨店などの対象施設で、割引や特典プレゼントなどの優待サービスを受けられます。施設内のショップやレストランで提示するだけで特典が適用されるため、日常の買い物や食事がお得になります。

例えば、青葉台東急スクエアなら、施設内の以下のお店で割引やプレゼントがもらえます。

【青葉台東急スクエアでの優待】

メリット：⑤PASMO一体型が便利

PASMO一体型カードを発行できるのは、鉄道会社系の一部クレジットカードだけです。東急カードはその数少ない1枚で、東急沿線に住んでいる・通勤している人なら、持っておくべきカードです。

PASMO機能・クレジット・定期券が1枚にまとまり、改札も買い物もポイント獲得もこれ1枚で完結。高額な定期券代にもポイントがつくため、交通費が実質割引される感覚で使えます。

【一体型の主なメリット】

• PASMOオートチャージ対応で改札がスムーズ
• 通勤・通学定期も搭載可能
• 利用額に応じて最大3%の高還元
• 紛失時もカード・定期・IC機能を一括再発行できて安心

東急ユーザーにとって、PASMO一体型の東急カードは日常を効率化しながら確実に得できる1枚です。

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メリット：⑥ポイントの使い道が豊富

東急カードで貯まるTOKYUポイントは、東急グループの加盟店で1ポイント＝1円相当として使えるため、日々の買い物に無駄なく活用できます。

また、支払いに充当する以外にも、PASMOチャージやマイルへの交換ができます。一方で、他社ポイントへの交換は限定的といったイメージです。この点も、東急沿線ユーザーに特化したカードと考えられるでしょう。

【TOKYUポイントの交換先】

交換先	交換レート
PASMOチャージ	1,000ポイント＝1,000円分
東急ストア・東急百貨店などでの支払い	1ポイント＝1円分
JALマイル	2,000ポイント＝1,000マイル
ANAマイル	1,000ポイント＝750マイル
TOKYU ROYAL CLUBでの利用	1ポイント＝2円分

とくにTOKYU ROYAL CLUBの特典を利用すると1ポイント＝2円相当の価値になるケースがある点は見逃せません。還元率を高めたい人にとっては見逃せないメリットです。

メリット：⑦旅行傷害保険が付帯

東急カードには、海外・国内旅行傷害保険が付帯しており、旅行中のケガや病気、持ち物のトラブルに備えることができます。とくにTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドでは、補償内容が充実しており、安心感が大きいのが特長です。

【旅行傷害保険の補償内容一覧】

補償内容	TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド	TOKYU CARD ClubQ JMB（海外のみ）
死亡・後遺障害	海外：最高1億円 国内：最高3,000万円	海外：最高1,000万円 国内：ー
ケガの治療費用	200万円	100万円
病気の治療費用	200万円	100万円
携行品損害	30万円	20万円
賠償責任	2,000万円	2,000万円
救援者費用	100万円	100万円

東急カードの保険適用条件は利用付帯です。ややわかりにくい表現もありますが、基本的に旅行代金をカードで支払っていれば適用されます。

【保険適用の条件（利用付帯）】

• 搭乗する公共交通機関（航空機・列車・バス等）の料金を対象カードで支払うこと
• 国内旅行保険の場合は、旅行代金の全額を対象カードで事前に支払うこと

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メリット：⑧TOKYU ROYAL CLUBへ入会できる

TOKYU ROYAL CLUBは、東急グループのサービスを幅広く利用している方に提供される、ステージ制の優待プログラムです。東急カードを持っていることを前提として、東急グループの利用状況に応じた会員ランクごとの特典が受けられる制度です。

東急グループを幅広く利用している方なら、TOKYU ROYAL CLUBへの加入による特典は見逃せません。住宅購入や金融商品の契約など、一定の条件を満たすと自動的に登録され、上位ステージになるほど豪華な特典を受けられます。

日常生活で東急グループをよく使う方にとっては、ポイントをさらに有利に貯められ、特典も充実するため、非常に魅力的な制度です。

入会条件はやや複雑で、電気・ガス、保険、資産形成、株式保有などの東急グループの複数サービスを3つ以上利用するなどの条件がありますが、最も簡単なのは以下2つの条件を満たすことです。

【TOKYU ROYAL CLUBへ簡単に入会する条件】

1. 東急カードでPASMOオートチャージを設定する
2. 東急グループで年間100万円以上利用する

これらの条件を満たすことで、自動的にTOKYU ROYAL CLUBへの入会案内が届く仕組みです。入会後は、ステージに応じた特典が提供され、日常生活の満足度を高めてくれます。

東急カードのデメリットと注意点5つ

東急カードには多くの利点がありますが、利用前に知っておきたい注意点も存在します。ここからは、東急カードのデメリットについてみていきましょう。

1. 年会費がかかる
2. 非沿線ユーザーにはメリットが少ない
3. PASMO一体型の場合、解約・紛失時に手間がかかる
4. ポイント制度がわかりにくい
5. ポイントには有効期限がある

デメリット：①年会費がかかる

東急カード（一般）	1,100円/年（初年度無料）
東急カード ゴールド	6,600円/年

東急カードは、どの種類でも年会費が必ず発生します。一般カードであっても年会費無料になる条件がなく、継続利用には費用がかかる点に注意が必要です。

他社クレジットカードの場合、利用条件を満たすことで年会費が無料になるタイプもあります。お住まいの地域によって生活圏がかぶる場合には、近隣のカードを選ぶことも検討しましょう。年会費が無料になるクレジットカードには、小田急カードやTokyo Metro To Me CARDなどがあります。

デメリット：②非沿線ユーザーにはメリットが少ない

東急カードは、東急沿線を日常的に利用する方に特化した特典設計となっています。そのため、以下のようなケースでは恩恵を感じにくくなるてんはデメリットです。

• 東急ストアや東急百貨店を利用しない
• 東急線を通勤・通学で使わない
• PASMOのオートチャージ機能が不要

このような場合、他の交通系カードや流通系カードの方が、生活スタイルに合ったポイント還元や利便性を得られる可能性があります。

デメリット：③PASMO一体型の場合、解約・紛失時に手間がかかる

東急カード（PASMO一体型）は、クレジット機能と交通系ICが一体化されているため、万が一の紛失や解約時に以下のような手間が発生します。

【紛失・解約時にかかる手間】

紛失時	クレジット機能＋PASMO両方の停止・再発行が必要
解約時	残高・定期券・ポイントの移行手続きが必要

また、手続きの窓口が分かれており、東急カードと交通機関側で別々の手続きを行う必要が生じるケースもあります。利便性の高い一体型カードではありますが、万が一のトラブル時には対応が煩雑になる点に注意が必要です。

手間のかからない運用を重視する方には、PASMO一体型ではない東急カードを選ぶと良いでしょう。

デメリット：④ポイント制度がわかりにくい

• 店舗や電車利用や店舗、ホテルなどでポイント付与条件が異なる
• 基本的にはよく使うお店のポイントアップさえ覚えておけばOK

東急カードのポイント制度は一見すると複雑に感じられるかもしれません。その理由は、東急グループが鉄道やホテル、商業施設など幅広いサービスを展開しており、各分野で異なるポイント付与条件や優待特典が設けられているためです。

しかし、実際のところそれほど心配する必要はありません。多くの利用者は特定の店舗やサービスを繰り返し利用しており、日常的に使うお店のポイントアップデーや優待条件さえ把握しておけば、十分にお得な活用が可能です。

制度全体を完璧に理解していなくても、損をすることはほとんどなく、自然とポイントは貯まっていきます。東急沿線を利用する方にとって、実用性の高いポイント制度といえるでしょう。

デメリット：⑤ポイントには有効期限がある

東急カードのTOKYU POINTの有効期限は、ポイントが付与された日の翌々年の12月31日までです。ポイントの有効期限は東急カードに限らず、他の多くのクレジットカードでも同様ですが、その仕組みは異なるため注意しましょう。

【ポイントの有効期限】

たとえば、2024年1月1日〜12月31日に付与されたポイントは、2026年12月31日まで有効です。

日常の買い物や定期券の購入で自然とポイントが貯まる一方で、利用を意識しないと気づかぬうちに無駄になる可能性もあります。こまめに残高と期限をチェックし、計画的に活用することが大切です。

東急カードの申込資格・必要書類

東急カードは、基本的に満18歳以上（高校生を除く）であれば誰でも申し込むことが可能です。

申し込みに必要な書類は以下のとおりです。

項目	内容
申込資格	満18歳以上（高校生不可）
未成年者	親権者の同意が必要
必要書類	運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
補足	本人確認書類2点必要な場合あり（顔写真なしの証明書等）

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【東急カードの申し込み手順】24時間いつでも申し込み可能！

東急カードは、24時間いつでも申し込み可能です！Web申込なら自宅でスマホからサクッと申し込めて、新規入会キャンペーン特典の対象にもなります。

申し込みの流れはたったの3ステップです。

申し込みは最短10分で可能。申し込み後は10日～3週間でカード発行なのでお早めにどうぞ。

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まとめ：東急沿線ユーザーにとって通勤通学がお得になるのはこの一枚だけ。

東急カードは、東急沿線を日常的に利用する方にとって非常に頼れる1枚です。PASMO一体型による利便性、ポイント還元の高さ、東急グループ各施設での優待など、生活に密着したメリットが揃っています。

一方で、年会費やポイント制度の理解には注意も必要ですが、日常利用の中で自然に恩恵を受けられる設計です。

沿線での暮らしをもっと快適に、もっとお得にしたい方は、今のうちに東急カードを手に入れておきましょう。

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