JCB法人カードの利用可能枠(限度額)を解説!決まる仕組み・適切な目安・増枠の方法まで

JCB法人カードの利用可能枠は、一般10万〜500万円・ゴールド50万〜500万円・プラチナ150万円〜という範囲で、審査結果に応じて個別に設定されます。

適切な枠の目安は、支払う経費の1.5〜3ヵ月分です。

なお、まだどのランクで申し込むか決めていない場合は、先に各カードの年会費・特典を比較しておくと、利用可能枠も含めて自社に合うカードを選びやすくなります。

目次

JCB法人カードの利用可能枠(限度額)

JCB法人カードの利用可能枠は、一般10万〜500万円・ゴールド50万〜500万円・プラチナ150万円〜という範囲で、審査を経て個別に設定されます。JCBでは、このカードごとの利用可能枠を「総枠」と呼びます。

【ランク別の利用可能枠】

ランク利用可能枠
一般法人カード10万〜500万円
ゴールド法人カード50万〜500万円
プラチナ法人カード150万円〜
出典:JCB法人カード公式ページ、法人カードの利用可能枠(限度額)が決まる要素。増枠方法も紹介(JCB公式)

プラチナ法人カードは上限の表記がなく、事実上「上限が定められていないカード」として扱われています。会員専用WEBサービス「MyJCB」からの増枠申請は500万円まで、電話での申請なら上限なく手続きできます。

利用可能枠はどうやって決まるか

利用可能枠は、カードのグレード・カードごとの設定範囲・審査結果という3つの要素の組み合わせで決まります。

利用可能枠を決める3つの要素
  • カードのグレード(一般・ゴールド・プラチナ)
  • カードごとにあらかじめ決められている範囲
  • 申込者・企業の情報を踏まえた審査結果

たとえば「10万〜150万円」という範囲が決まっているカードでも、審査結果によって、あるカードは50万円、別のカードは100万円というように、実際に設定される金額は申込者ごとに異なります。審査では、申込者や企業の支払い能力が確認されます。

適切な利用可能枠の目安

適切な利用可能枠は、そのカードで支払う経費の1.5ヵ月分から3ヵ月分が目安です。利用可能枠は、引き落としが行われるまで回復しない仕組みのためです。

5/15 締め日 枠30万円を使い切る 5/16〜6/9 この法人カードで支払いできない 6/10 支払日 引き落とし完了・枠が回復
想定ケース:毎月30万円前後の経費を使う場合

毎月15日締め・翌月10日払いで、利用可能枠が30万円ちょうどのカードを使っていると、月の後半に枠を使い切ってしまい、締め日から引き落とし日の前日までカードが使えなくなります。

毎月平均30万円前後の経費がある場合は、経費の1.5〜3ヵ月分にあたる45万〜90万円程度の枠を確保しておくと、出費が増えた月でも対応しやすくなります。

利用可能枠が低くなりやすい理由

設立・開業したばかりの企業や、財務状況が安定していない企業は、利用可能枠が低く設定されやすい傾向があります。

利用可能枠が低くなりやすいケース
  • 法人を設立したばかり
  • 個人事業主として開業したばかり
  • 財務状況が安定していない

発行時の枠が希望より少なくても、一定期間の利用実績・支払い状況によって、申請により増額できる場合があります。

利用可能枠を増枠する方法

利用可能枠が足りない場合は、会員専用WEBサービス・アプリ・電話での増枠申請、または他社の法人カードを追加発行するという方法があります。ここからは以下の2つについてみていきましょう。

  • 増枠を申請する方法
  • 増枠を申請できないケース

増枠を申請する方法

利用可能枠は、会員専用WEBサービス・アプリ・電話からの申請のほか、自動的に引き上げられる場合もあります。

利用可能枠を引き上げる方法
  • 会員専用WEBサービス・アプリ・電話から増枠を申請する
  • 利用状況に応じて自動的に引き上げられる場合もある
  • 他社の法人カードを新たに発行し、合計の枠を増やす

増枠には審査があり、希望した金額まで増額されないこともあります。たとえばA社の法人カードで利用可能枠が50万円のところ、新たにB社の法人カードで50万円の枠を発行できれば、2枚合わせて100万円まで利用できるようになります。

MASA

増枠の審査を通りやすくしたいなら、支払いを遅らせないことと、1枚のカードを使い続けて利用実績を積んでおくことがポイントだよ。

増枠を申請できないケース

増枠の申請には条件があり、一時的な増額と継続的な増枠とで対象外になる条件が異なります。

【増枠を申請できないケース】

区分対象外になる条件
一時的な増額スマリボ・海外リボ払い・海外分割払いに登録中
継続的な増枠入会後6ヵ月以内・前回増枠から3ヵ月以内

すでにJCB所定の上限に達している場合も、継続的な増枠は申請できません。会員専用WEBサービスやアプリで手続きできない場合は、カード裏面または法人カードご利用代金請求書に記載のカード発行会社まで問い合わせましょう。

想定ケース:発行して間もない時期に枠を増やしたい場合

入会直後は月々の支払いが読みにくく、枠を増やしたくなる場面もありますが、入会後6ヵ月以内は継続的な増枠を申請できません。急な大口の支払いがある月だけなら、継続的な増枠ではなく一時的な増額の対象になるかを確認してみるとよいでしょう。

使用者カード(追加カード)の利用可能枠はどうなるか

使用者カード(追加カード)の利用可能枠は、本会員と総枠を共有する仕組みです。使用者カードを追加した枚数分、利用可能枠が増えるわけではありません。

使用者カードの年会費・発行枚数・申し込み方法といった実務全般は、以下の記事で詳しく解説しています。

よくある質問

JCB法人カードの利用可能枠はいくらですか?

ランクによって異なり、一般法人カードは10万〜500万円、ゴールド法人カードは50万〜500万円、プラチナ法人カードは150万円〜です。

利用可能枠はどうやって決まりますか?

カードのグレード、カードごとにあらかじめ決められている範囲、申込者・企業の情報を踏まえた審査結果という3つの要素で決まります。

どれくらいの利用可能枠があればいいですか?

そのカードで支払う経費の1.5ヵ月分から3ヵ月分が目安です。利用可能枠は引き落としが行われるまで回復しないため、枠が経費に対して少なすぎると、月の途中で支払いができなくなることがあります。

利用可能枠はどうやって増やせますか?

会員専用WEBサービス・アプリ・電話から増枠を申請する方法と、他社の法人カードを新たに発行して合計の枠を増やす方法があります。増枠には審査があります。

入会したばかりでも増枠を申請できますか?

継続的な増枠は、入会後6ヵ月以内は申請できません。急な大口の支払いがある場合は、継続的な増枠ではなく一時的な増額の対象になるか確認するとよいでしょう。

使用者カード(追加カード)を発行すると利用可能枠は増えますか?

増えません。使用者カードは本会員と総枠を共有する仕組みのため、追加した枚数分だけ枠が増えるわけではありません。

まとめ:利用可能枠は経費の1.5〜3ヵ月分を目安に、早めに増枠を検討する

JCB法人カードの利用可能枠は、一般10万〜500万円・ゴールド50万〜500万円・プラチナ150万円〜という範囲で、審査結果に応じて個別に設定されます。

目安となるのは、支払う経費の1.5〜3ヵ月分です。枠が足りなくなってから慌てて申請するのではなく、入会後6ヵ月・前回の増枠から3ヵ月という条件も踏まえて、早めに増枠を検討しておくと安心です。

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このサイトを運営している人

「クレカの賢人」運営者のMASAです。これまでに発行してきたクレジットカードは累計20枚以上。ライフスタイルに合わせて様々なクレジットカード選びをしてきました。また、NISAでの資産運用も続けながら、日々の暮らしをクレカでお得にする情報を発信しています。掲載記事はすべて自分で執筆し、実際に使った経験をもとに、メリットだけでなくデメリットや注意点も正直にお伝えします。

▼詳しいプロフィールはこちら
https://money-credit-card.com/profile/

更新ポリシー:本記事は公式サイトの情報を確認のうえ作成し、年会費・還元率・キャンペーン等の変更にあわせて随時見直しています。掲載内容は記事更新時点のものです。最新の条件は各カード会社の公式サイトをご確認ください。

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