プライオリティ・パスが使えるカードの中で、年会費が最も安いクラスは年会費11,000円台から存在し、無制限利用にこだわらなければ年会費2万円前後でも十分に元が取れます。
とくにapollostation THE PLATINUM(年会費22,000円)は、家族カードも同条件で無料登録でき、1人あたり年5回ずつ枠を持てるという、比較サイトであまり紹介されていない強みがあります。
本記事では、年会費が安い順の比較から、無制限プランとの損得、2026年の改定トレンドまで一次情報にもとづいて整理します。
- プライオリティ・パスが使えるカードを年会費が安い順に比較
- apollostation THE PLATINUMが狙い目な理由
- 無制限プランとどちらが得か
- 2026年の改定トレンドと選ぶ際の注意点
プライオリティ・パスとは?
プライオリティ・パスは、世界146の国・地域、約1,400ヶ所以上の空港ラウンジが使える会員制サービスです。個人で直接申し込むと、年会費だけで数万円かかります。
| プラン | 年会費(個人申込の場合) | 同伴者1名あたり |
|---|---|---|
| Standard | 99米ドル | 35米ドル/回 |
| Standard Plus | 329米ドル (10回まで無料) | 35米ドル/回 |
| Prestige | 469米ドル | 同伴者も無料 |
クレジットカード経由なら、この会員料金がカードの年会費に含まれる形で無料になります。どのプランに相当する条件が付くかはカードによって異なり、無料回数・同伴者料金もカードごとに設定されています。
年会費が安い順で比較
プライオリティ・パスが使える主なカードを、年会費が安い順にまとめました。
| カード名 | 年会費 | 無料利用回数 | 家族カードの扱い |
|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 年5回 | 要問い合わせ |
| UCプラチナカード | 16,500円 | 年6回 | 本会員と同条件 (家族カード3,300円) |
| apollostation THE PLATINUM | 22,000円 (年300万円利用で翌年無料) | 年5回 | 本会員と同条件で無料登録・1人あたり年5回 |
| 三菱UFJカード・プラチナ・アメックス | 22,000円 | 2026年12月1日まで無制限 12月2日以降は年10回 | 1人目無料・2人目以降3,300円 |
| JCBプラチナ(個人) | 27,500円 | 公式に上限の記載なし | 家族会員は申し込み不可 |
| dカード PLATINUM | 29,700円 | 年10回 | 要問い合わせ |
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス | 33,000円 | 無制限 | 要問い合わせ |
単純な年会費だけなら楽天プレミアムカードが最安ですが、無料回数・家族カードの扱いまで含めて比較すると、年会費22,000円前後のカードにも十分な選択肢があります。
年会費11,000円〜16,500円のカードは、当サイトでは仕様の詳細を未確認のため、申込前に公式サイトで最新条件を確認する必要があります。
プライオリティ・パス付帯のおすすめカード
上記の中から、当サイトで審査基準や特典を詳しく確認できているカードを3枚紹介します。
- 楽天プレミアムカード
- apollostation THE PLATINUM
- JCBプラチナ
①楽天プレミアムカード
年会費11,000円と、プライオリティ・パス付帯カードの中でも最安クラスです。楽天ポイントを普段から貯めている方との相性が良い1枚です。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)で充実した旅行系特典が魅力のハイグレードカードです。世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」や、最高5,000万円の海外旅行傷害保険、年間300万円までのショッピング保険などが自動付帯。さらに、ライフスタイルに合わせた3つの優待コースも選べるため、出張や旅行が多い方に特におすすめの1枚です。

| 年会費 | 11,000円(税込) 家族カード:550円 |
| 還元率 | 1.0%(100円=1pt) |
| 特典 | プライオリティ・パス 楽天市場で+3倍など |
| 海外・国内付帯保険 | 国内:最大5,000万円(利用付帯) 海外:最大5,000万円(利用付帯+自動付帯) |
楽天プレミアムカードのおすすめポイント
- 楽天市場や楽天トラベルでポイント最大+2倍のSPU優遇
- 国内・海外の空港ラウンジを本人無料で利用可能
- 海外旅行保険・ショッピング保険など付帯保障が充実
楽天プレミアムカードの気になるポイント
- 楽天市場以外での還元率は通常カードと同じ1%
- プライオリティ・パスは年間5回までの制限付き
- 年会費11,000円は初年度からかかる
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②apollostation THE PLATINUM
年会費22,000円クラスで、家族カードも同条件でプライオリティ・パスを無料登録できる唯一のカードです。ガソリン・軽油の給油割引も無料で付帯します。
apollostation THE PLATINUM(アポロステーション ザ・プラチナ)は、年間300万円の利用で翌年のカード年会費が無料になる上位カードです。ガソリン・軽油代が最大10円/L値引きになる「ねびきプラス」が無料で付帯するほか、プライオリティ・パス(2026年8月改定で年5回無料)やコンシェルジュデスク、出光スーパーロードサービス、宿泊予約サイト「一休」の優待など、車移動と旅行の両方で使える特典が揃っています。基本ポイント還元率は1.2%とプラチナカードの中でも高水準です。

おすすめポイント3選
- ガソリン・軽油代が最大10円/L引きの「ねびきプラス」が無料付帯
- 年会費22,000円は年間300万円の利用で翌年無料に
- プライオリティ・パス・コンシェルジュ・出光ロードサービスなど手厚いサポート
| 年会費 | 22,000円(税込) *ショッピングご利用金額累計が年間300万円以上で次年度年会費無料 |
|---|---|
| 国際ブランド | American Expressのみ |
| ポイント還元率 | 1.2% |
| 付帯保険 | 国内(利用付帯):最大5,000万円 海外(自動付帯):最大1億円 |
| 追加カード | 3,300円(税込) 本会員無料時は家族も無料 |
| 発送スピード | 最短3営業日 |
申し込み前に知っておきたいポイント
- 年会費無料条件は年間300万円とハードルがやや高い
- プライオリティ・パスは2026年8月の改定で年5回に縮小(6回目以降は1回US$35)
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③JCBプラチナ
招待制ではなく、20歳以上で安定継続収入があれば申し込めるプラチナカードです。ただし家族会員はプライオリティ・パスに申し込めない点は事前に押さえておく必要があります。
JCBプラチナは、コンシェルジュ・グルメ優待・プライオリティ・パスを利用できる上位カードです。招待制ではなく、20歳以上で安定継続収入のある方が申し込めます。年会費は27,500円(税込)かかりますが、24時間365日利用できるプラチナ・コンシェルジュデスクや、対象レストランのコース料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィットなど、プラチナカードならではの特典が充実しています。旅行・出張・外食の機会が多い方に向いています。

おすすめポイント3選
- 24時間365日利用できるプラチナ・コンシェルジュデスクが付帯
- プライオリティ・パスで世界各国の空港ラウンジを利用できる
- グルメ・ベネフィットで対象レストランのコース料理が1名分無料になる
| 年会費 | 27,500円(税込) |
|---|---|
| 国際ブランド | JCB |
| 申込方法 | 申し込み可能 |
| ポイント付与 | 200円(税込)ごとに1ポイント |
| 主な優待 | プラチナ・コンシェルジュデスク プライオリティ・パス グルメ・ベネフィット JCBプレミアムステイプラン 空港ラウンジサービス J-POINTパートナー |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円 国内旅行傷害保険:最高1億円 ショッピングガード保険:年間最高500万円 JCBスマートフォン保険:年間最高50,000円 |
| 追加カード | 家族カード:1名無料 ETCカード:無料 QUICPay:無料 |
| 対象年齢 | 20歳以上(学生を除く) |
| 発行スピード | 最短即日発行 |
申し込み前に知っておきたいポイント
- 年会費27,500円(税込)がかかるため、旅行・グルメ特典を使わない人には割高になりやすい
- プライオリティ・パスはカード発行後に別途申し込みが必要
- 旅行傷害保険は旅行代金の支払いなど適用条件を確認しておく必要がある
apollostation THE PLATINUMが狙い目な理由
比較記事の多くはapollostation THE PLATINUMを取り上げていませんが、年会費22,000円クラスの中でも実は条件が良いカードです。
家族カードも同条件で年5回ずつ無料
- プライオリティ・パスの登録料・年会費は無料
- 家族カード会員も本会員と同条件で登録でき、1人あたり年5回ずつ枠を持てる
2026年8月3日の改定で無料回数は年30回から年5回に縮小されましたが、家族カードを含めれば実質的な枠を増やせる点は変わっていません。
家族カード4枚をフルに発行すれば、本会員と合わせて年間25回、1回あたりの価値を35米ドル(約5,250円)で計算すると約131,250円相当になります(詳細は下記記事参照)。

ガソリン割引と合わせた実質コスト
- ガソリン・軽油がいつでも2円/L引き(入会後1ヶ月は5円/L引き)
- 年会費22,000円は年間300万円の利用で翌年無料になる
他のプラチナカードはガソリン代の割引が無いため、車をよく使う事業者・個人であれば、プライオリティ・パスとガソリン割引を同時に得られる分だけ実質的なコストはさらに下がります。

無制限で選ぶならどのカードか
年6回以上ラウンジを使う見込みがあるなら、無制限のカードのほうが結果的に割安です。
| カード名 | 年会費 | 特徴 |
|---|---|---|
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス | 33,000円 | 無制限。グルメ・ベネフィット等の特典も充実 |
| JCBプラチナ(個人) | 27,500円 | 公式に回数上限の記載なし。 ただし家族会員はプライオリティ・パスに申し込めない |
JCBプラチナは家族会員がプライオリティ・パスを使えないため、家族での利用を考えているならセゾンプラチナ・アメックスかapollostation THE PLATINUMのほうが選択肢に合います(出典:JCB公式サイト)。

2026年は「無制限」ほど改定リスクに注意
2026年は、プライオリティ・パスの無料回数を縮小する改定が相次いだ年です。
- apollostation THE PLATINUM:無制限→2025年11月に年30回→2026年8月3日から年5回
- 三菱UFJカード・プラチナ・アメックス:無制限→2026年12月2日から年10回に変更予定
「無制限」を謳うカードも、将来的に回数制限が導入される可能性があるということです(出典:三菱UFJニコス公式サイト)。今は無制限でも、次の改定でどうなるかは公式サイトのお知らせで随時確認する必要があります。
逆に言えば、最初から回数制限つきで年会費が安いカードを選んでおけば、改定による「がっかり感」は小さく済みます。
あなたに合うのはどれ?
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 年5回程度の利用で十分 | apollostation THE PLATINUM | 年会費22,000円でガソリン割引も付く 年300万円利用で翌年無料 |
| 家族分もまとめて確保したい | apollostation THE PLATINUM UCプラチナ | 家族カードも同条件で無料登録できる |
| 年6回以上、確実に無制限で使いたい | セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス | 無制限+グルメ特典等も充実 |
| とにかく年会費を抑えたい | 楽天プレミアムカード UCプラチナカード | 年会費11,000円〜16,500円と最安クラス |
プライオリティ・パスの申し込み方法
カードを発行しただけでは使えず、別途プライオリティ・パス自体への登録が必要です。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. カードを発行 | プライオリティ・パス付帯のカードに入会 |
| 2. 会員サイト・アプリから登録 | 各カード会社が指定する窓口から申し込む (カード会社を経由しないと有料会員扱いになる場合がある) |
| 3. デジタル会員証を利用 | 空港ラウンジでアプリの会員証を提示 |
登録窓口を誤ると通常の有料プランとして申し込まれてしまう場合があるため、必ず利用するカード会社が指定する登録ページから申し込む必要があります。
よくある質問
まとめ:無料回数と家族カードの扱いまで見て選ぶ
プライオリティ・パス付きカードは年会費の安さだけで選ぶと、無料回数や家族カードの扱いで期待とズレることがあります。
年5回程度の利用でガソリン割引も欲しいならapollostation THE PLATINUM、確実に無制限で使いたいならセゾンプラチナ・アメックスが候補になります。
申し込み前の確認ポイントは次の3つです。
- 年に何回ラウンジを使う見込みか
- 家族カードでも同条件で使いたいか
- 「無制限」は将来変わる前提で選べるか


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